斉藤由貴:キム兄のモテる理由を分析 「フッと入っていける感じの懐がある」

「警察医・秋月桂の検死ファイル」の会見に登場した木村祐一さん(左)と斉藤由貴さん
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「警察医・秋月桂の検死ファイル」の会見に登場した木村祐一さん(左)と斉藤由貴さん

 女優の斉藤由貴さん(45)が27日、東京都内で行われたフジテレビ系「金曜プレステージ」枠の新シリーズ「警察医・秋月桂の検死ファイル」の会見に共演のお笑いタレント・木村祐一さん(48)と出席。“キム兄”こと木村さんとは初共演という斉藤さんは、「キム兄は私より四つくらい年上で意外だったし、ホッとした。頼っていける感じだった」とにっこり。タレントの西方凌さんと交際中の木村さんだが、記者から「キム兄がモテる理由は?」と聞かれた斉藤さんは、「モテる人って理由があると思う。フッと入っていける感じの懐というか、柔らかさがある。心を開ける感じがある」と分析し、「狙いなのかもしれませんけど」と付け足し、笑いを誘っていた。

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 一方、木村さんは「(斉藤さんは)大女優で近寄りがたいのかなと思いきや全然。家庭もお持ちで、空き時間にお子さんと電話で話されて、せりふのようにすごい指示をてきぱきとされていた」とエピソードを暴露。斉藤さんは「子どもを産んでからはマネジャーという感じ。学校が終わる時間や習い事、提出物など、頭の中に必死で詰め込んでいる」と母親の顔をのぞかせた。

 ドラマは、新米の警察医・秋月桂(斉藤さん)が主人公。医師の桂は、義父の宗太郎から引き継いだ警察医になってまだ1カ月くらいだったが、警察から死体が見つかったという連絡が入り、現場に到着すると頭から血を流した男の死体があった。桂の高校の先輩・滝沢祐太警部補(木村さん)もその場にいた。ホームレスだという遺体をよく見ると、昨日リストランテに義父を迎えに行ったときに、酔っ払って店内に怒鳴り込んできた中年の男で、口に中がひどい口内炎だった。数日後、滝沢から連絡が入り、現場に向かうと国文学の川北亮二教授が浴槽内で死んでいた。ヘルパーの堀内小夜子(高岡早紀さん)が発見したという。義父の絵画同好会の仲間である川北だが、検死の結果、先日のホームレスと同じ症状があった……というストーリー。

 今回の役どころについて、斉藤さんは「お医者さんの役ははじめてではないけれど、“新米の”というところに助けられた。どうしてもプロらしく見えなくて落ち込んでいたけど、プロデューサーから『(新米なので)そんな上手にできなくていい』と言っていただけて、お芝居を自由にできた。ときには得意とするコメディーの感じもいれることができた」とにっこり。一方、白衣姿の斉藤さんについて、木村さんは「今日病院にいってきたけど、そこの誰よりも斉藤さんの白衣が似合っていた。優しさの中に厳しさがある感じ、甘えられる感じの白衣姿でした」と絶賛していた。

 「警察医・秋月桂の検死ファイル」は2月10日午後9時~同10時52分に放送。(毎日新聞デジタル)

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