人気アイドルグループ「AKB48」のドキュメンタリー映画第2弾「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」(高橋栄樹監督)の初日舞台あいさつが27日、東京都内で行われ、メンバーの板野友美さんら14人が出席。板野さんは昨年の西武ドームでの公演を「2日目のアンコールを迎えたときにあっちゃん(前田敦子さん)も(大島)優子も倒れちゃって出てこられなくなっちゃって、場をつながなきゃいけなくて、アドリブだったのでどうしようとなったことを思い出しました」と振り返り、「これからはアドリブを勉強していかないといけないなと思いました。何が起こるか分からないのがAKBなので」としみじみと語った。
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映画は、10年に公開された「DOCUMENTARY of AKB48 to be continued」に続く第2弾。初のドームコンサート「よっしゃぁ~いくぞぉ~! in 西武ドーム」や、シンガポールでの初の海外定期公演、第3回AKB48選抜総選挙をはじめとした名物イベントなど、AKB48の11年の舞台裏に完全密着。テレビには映らない、メンバーの苦悩や涙も映し出し、主要メンバーへの独占インタビューも収録している。
過呼吸で倒れたという前田さんは「あの夏はすごく暑かった、がむしゃらだったんだろうな」と話し、大島優子さんも「今見ればただのパニック女ですね」と笑いながらも、「見せたくない一面を(映画で)見せてしまった。(当時は)必死で何も感じずただそこに立つしかないという気持ちだった」と語った。
舞台あいさつの模様は上映館70館で生中継され、高橋みなみさんは「皆さんが見てて苦しいなとか思うかもしれないんですが、かわいそうというのではなく、頑張ろうという活力の方にとらえていただければうれしい」とファンに呼びかけた。舞台あいさつには柏木由紀さん、篠田麻里子さん、小嶋陽菜さん、宮澤佐江さん、高城亜樹さん、北原里英さん、峯岸みなみさん、河西智美さん、横山由依さん、岩田華怜さんも出席した。(毎日新聞デジタル)
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