つり球:中村健治監督の新作は「釣り」 江の島舞台の青春群像劇

オリジナルアニメ「つり球」のビジュアル
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オリジナルアニメ「つり球」のビジュアル

 アニメ「モノノ怪」や「空中ブランコ」を手掛けた中村健治監督のオリジナルアニメ「つり球(たま)」がフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で4月から放送されることが3日、明らかになった。湘南・江の島を舞台に、「釣り」をモチーフにした青春ストーリーが描かれる。

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 「つり球」は、コミュニケーションが異常なほど苦手で友達のいない男子高校生の真田ユキ(声・逢坂良太さん)が、ユキに釣りをさせようとする自称宇宙人のハル(入野自由さん)、いつもはイライラしているが釣りの腕はプロ並みの宇佐美夏樹(内山昂輝さん)、謎のインド人のアキラ・アガルカール・山田(杉田智和さん)と出会う……という内容。高校生の日常と心の成長を描く一方で、物語のかなめになるのが宇宙人という“フシギな”ストーリーが展開する。

 シリーズ構成はドラマ「中学生日記」やアニメ「スイートプリキュア♪」を手掛けた大野敏哉さん、キャラクターデザインは「センコロール」の宇木敦哉さん、アニメーションキャラクターデザインは、「マクロスF(フロンティア)」の高橋裕一さん、音楽は栗コーダーカルテットが担当。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「青の祓魔師(エクソシスト)」のA-1 Picturesが制作する。(毎日新聞デジタル)

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