クロヒョウ2：シリーズ最新作のドラマ化決定　4月放送　主演は前作に続いて斎藤工

　人気ゲーム「龍が如く」のシリーズ最新作「クロヒョウ2　龍が如く　阿修羅編」のドラマ化が13日発表され、制作総指揮の名越稔洋さんとともに出演者が東京都内で行われた記者会見に登場。前作のドラマ「クロヒョウ　龍が如く新章」に引き続き、主演を務める斎藤工さんは「思い入れのある作品とキャラクター」と語り、「前回からちょうど1年がたって、その間に震災があったことが大きくて、ひりひりした今の時代にちゃんと届く薄っぺらではないものを作りたいと思い、撮影に臨んでいます」と意気込んだ。

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　「クロヒョウ2　龍が如く　阿修羅編」は、ラスベガスでボクサーになり日本でのプロデビューのため東京に戻った右京龍也（斎藤さん）は、かつて自分が前人未到の10連勝をした非合法格闘技場「ドラゴンヒート＝DH」を牛耳ろうとする大阪の地下格闘技団体「阿修羅」を知り、仲間たちを助けるため戦うことを決意する……というストーリー。TBS系で4月から放送される。

　ドラマ版ではゲームの世界観を踏襲しつつオリジナル要素を追加し、ドラマのみのオリジナルキャラクターも登場。主人公の斎藤さんのほか、神室町に生きる面々として、岡本玲さん、佐藤祐基さん、「阿修羅」メンバーとして阿部亮平さん、和田聰宏さん、栄光と挫折を味わった元プロボクサー役に高知東生さん、神室町を浄化しようとする東京都知事役に大杉漣さんらが出演する。主題歌はレゲエグループ「湘南乃風」のHAN-KUNさんが担当。

　「龍が如く」シリーズは、アジア最大級の巨大な歓楽街・神室町を舞台に、愛や人情、裏切りなどの人間ドラマを描いたアクションゲーム。シリーズ6作目に新章として「クロヒョウ」が10年9月に発売され、10月にドラマ化された。今作はその第2弾となる。ゲーム版「クロヒョウ2　龍が如く　阿修羅編」は3月22日発売予定。（毎日新聞デジタル）