東京事変:ライブベストアルバムが異例のオリコン首位 椎名林檎以来11年5カ月ぶりの快挙

東京事変のライブベストアルバム「東京コレクション」のジャケット
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東京事変のライブベストアルバム「東京コレクション」のジャケット

 21日発表されたオリコン週間アルバムランキング(27日付)によると、椎名林檎さんがボーカルを務める5人組バンド「東京事変」のライブベストアルバム「東京コレクション」(15日発売、EMIミュージック・ジャパン)が発売初週で約3万6000枚を売り上げ、初登場で首位を獲得した。グループ、ソロを問わず、ライブアルバムが首位を獲得するのは異例で、偶然にも椎名さんが00年9月に発売した「絶頂集」以来11年5カ月ぶり。なお、同バンドのアルバムが首位を獲得するのは11年6月発売の「大発見」以来2作ぶりで、通算4枚目となる。

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 東京事変は、29日の日本武道館公演を最後に解散することを発表しており、「東京コレクション」は、同バンドがこれまで行ってきたライブの中からベストテークを厳選して収録。ライブツアー「東京事変 Live Tour 2011 Discovery」の模様を収録したライブDVD・ブルーレイディスク(BD)「Discovery」も同時発売された。

 なお、13日(日本時間)に発表されたグラミー賞で主要3部門を含む6冠に輝いた英歌手のアデルさんが「年間最優秀アルバム賞」を受賞した「21」(Hostess Entertainment)が11年1月の発売から1年2カ月目で初のトップ10入りを果たし、週間売り上げも前週の4倍になる約2万枚に急増した。アデルさんのデビューアルバム「19」(08年3月発売)も08年4月21日付の84位以来、3年10カ月ぶりのトップ100入りとなる45位を記録するなど“グラミー効果”が如実にあらわれた。(毎日新聞デジタル)

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