ガラスの仮面：最新48巻がコミック部門初登場3位　劇団ひとりの“名シーン再現”広告が話題に

　1日に発表されたオリコン週間本ランキング（5日付）によると、2月25日に発売された美内すずえさんの人気少女マンガ「ガラスの仮面」（白泉社）の最新48巻が約11万2000部売り上げ、コミック部門で初登場3位を獲得した。劇団ひとりさんが主人公の北島マヤや大都芸能社長・速水真澄、ライバルの姫川亜弓など、同マンガの名シーンを1人で“完全再現”したポスターが公開されるなど、ユニークな広告展開が話題を呼んだ。

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　「ガラスの仮面」は、主人公で天才的な演技力を持つ少女・マヤが大女優の月影千草に見いだされ、ライバルの姫川亜弓と伝説の名作「紅天女」の主演の座を懸けて競い合いながら成長していくという物語。少女マンガ誌「花とゆめ」で75年から連載され、長期にわたって中断、再開を繰り返しているロングラン作品。

　同ランキングの上位10位に白泉社発行のマンガ品は4作品がランクインしており、「ガラスの仮面」のほかはじめ、日高万里さんの「天使1／2方程式」2巻、樋口橘さんの「学園アリス」26巻、絵・伊沢玲さん、ストーリー構成・津山冬さんの「執事様のお気に入り」12巻が入った。なお、1位は真島ヒロさんの「FAIRY　TAIL」31巻（講談社）、2位は大久保篤さんの「ソウルイーター」21巻（スクウェア・エニックス）だった。（毎日新聞デジタル）