里見浩太朗:38年ぶり連続刑事ドラマ出演 「ハンチョウ」直属の上司に

「ハンチョウ~警視庁安積班~」で(左から)刑事部長を演じる里見浩太朗さん、捜査一課長を演じる高島礼子さん=TBS提供
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「ハンチョウ~警視庁安積班~」で(左から)刑事部長を演じる里見浩太朗さん、捜査一課長を演じる高島礼子さん=TBS提供

 佐々木蔵之介さん主演の刑事ドラマシリーズ第5弾「ハンチョウ~警視庁安積班~」の追加キャストが1日発表され、俳優の里見浩太朗さんが佐々木さん演じる警部補・安積剛志を警視庁に呼んだ張本人、川口総太郎刑事部長を演じることが明らかになった。里見さんが刑事もの連続ドラマに出演するのは、74年の「特別機動捜査隊」(NET)以来約38年ぶり。里見さんは「楽しみながら演じていきたい。特に制服にあこがれがあるというか、大好きなので、願いがかないすごくうれしい」と喜び、「(同シリーズは)出演者同士がいいキャッチボールができている。今までと違った里見浩太朗をご覧いただけると思います」と意気込んでいる。

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 また、安積のライバルとなる捜査1課長、通称「鉄の女」の真山塔子警視正役は、女優の高島礼子さんが演じることになった。2時間ドラマでは捜査官の人気シリーズを持つ高島さんだが、連続刑事ドラマは約5年ぶりで、「シリーズとして長く続くことってそうそうないことだと思いますし、皆さんの『ハンチョウ』に対する思いやイメージを大事にしていけたらと思います。今までのテイストを大切にしつつも、新しい『ハンチョウ』として見ていただけるよう、新たな一員として加われたら」と、意欲を語っている。

 「ハンチョウ」は09年4月期に連続ドラマシリーズがスタートし、10年は1月期と7月期、11年は4月期に放送された。新シリーズの舞台は事件捜査の総本山、警視庁。神南署の安積に突然、新設された警視庁の川口刑事部長直属の特捜1係に異動の辞令が下る。しかし、そこは本庁とは別棟で、捜査1課の「下請け」チームで、新メンバーも各部署から集められたアウトロー的存在の面々ばかり。捜査1課でも所轄でもアウトサイダー的扱いを受け、捜査会議にも参加せず、初動捜査や現場検証にも立ち会えない。新天地で安積はどこまで「ハンチョウ」らしさを貫くことができるのか……という設定。新安積班のメンバーは、小澤征悦さん、福士誠治さん、比嘉愛未さんが演じることが既に発表されている。

 ドラマは4月9日からスタートで、毎週月曜午後8時から放送。初回には女優の岸本加世子さん、泉ピン子さんがゲスト出演する。(毎日新聞デジタル)

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