観月ありさ:「相棒」後枠で刑事役に初挑戦 オファーに「やっと来た」

4月スタートの主演ドラマ「Answer~警視庁検証捜査官」で刑事役に初挑戦する観月ありささん=テレビ朝日提供
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4月スタートの主演ドラマ「Answer~警視庁検証捜査官」で刑事役に初挑戦する観月ありささん=テレビ朝日提供

 女優の観月ありささんが4月スタートの主演連続ドラマ「Answer ~警視庁検証捜査官」(テレビ朝日系)で刑事役に初挑戦することが1日、明らかになった。警察モノのドラマが好きで出演オファーに「やっと刑事役が来た!」と喜んだという観月さんは、「刑事役は初めてですが、難しい言葉がたくさん出てくる印象があるので、早く慣れたいと思っています。今回演じる新海晶(しんかい・あきら)はとても頭がキレる女性なんですが、ちょっと浮世離れしているというか、“変わった人”という印象です。そういう部分をうまく表現しつつ、みんなに愛されるようなキャラクターが作れれば」と意気込みを語っている。

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 観月さんが演じる新海晶は、キャリア管理官でありながら、ある事件がきっかけで出世のレールを外れてしまった女性警視。配属されたのは、容疑者逮捕から検察が事件を起訴するまでの時間で事件を再検証し、現場の捜査官の暴走による冤罪(えんざい)を未然に防ぐという重要な役割を担う「検証捜査係」だったが、仕事は捜査報告書に判を押すだけという警視庁捜査1課の“お荷物係”となっていた。晶は熱意を失っている状態の部署を立て直すべく、持ち前の行動力や正義感を発揮し奮闘する。

 放送されるのは、「相棒」や「警視庁捜査一課9係」「臨場」といった数々の刑事ドラマの名作を生み出してきたテレ朝の水曜午後9時枠。晶は「検証捜査」を本気で開始し、調書の中の小さな疑問から新事実をみつけだし、解決したはずの事件をひっくり返し、担当刑事たちとぶつかりながらも、真犯人を見つけていく……という“犯人逮捕”から始まる新感覚のミステリー。係のメンバーは、仕事への熱意を失ったベテラン刑事をはじめ、ひと癖もふた癖もある面々ばかりがそろうという。現在放送中の「相棒シーズン10」の後番組となる。

 三輪祐見子プロデューサーは、「新たな女性刑事が誕生します。慣習や組織の論理に惑わされず、『検証』という仕事をしながら、真実という『本当の答え』を見つけるために、なりふり構わず突き進む天才刑事です。観月さんは多くの主演作がありますが、刑事役は初めて。これまでのドラマでは見たことのない、美しく、頼もしく、そしていっぷう変わった刑事像を実現するには観月さんしかいないと確信し、お願いしました。ぜひ、楽しみにしていてください!」とアピールしている。

 ドラマ「Answer~警視庁検証捜査官」は毎週水曜午後9時から放送予定。(毎日新聞デジタル)

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