相棒展プレミアム2:体験型展示の第2弾が銀座で開幕  「特命係」や「花の里」も再現

人気の刑事ドラマ「相棒」シリーズの世界を体感できる特別展「相棒展プレミアム2~杉下右京を捜せ!相棒展の一番長い昼~」の様子=テレビ朝日提供
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人気の刑事ドラマ「相棒」シリーズの世界を体感できる特別展「相棒展プレミアム2~杉下右京を捜せ!相棒展の一番長い昼~」の様子=テレビ朝日提供

 人気の刑事ドラマ「相棒」シリーズの世界を体感できる特別展「相棒展プレミアム2~杉下右京を捜せ!相棒展の一番長い昼~」(テレビ朝日主催)が2日、東京・銀座の松屋銀座店8階のイベントスクエアでスタートした。来場者はコントローラー型の音声ガイドを片手に、“事件”の真相を推理しながら、「相棒」の世界を体験でき、会場には、水谷豊さん演じる杉下右京や及川光博さん演じる神戸尊の衣装や小道具などが展示され、ドラマの名場面を彩る「特命係」や右京行きつけの小料理屋「花の里」の再現コーナーも用意されている。12日まで。

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 「相棒展プレミアム2」は、映画「相棒−劇場版2−警視庁占拠!特命係の一番長い夜」(10年)などを手がけた脚本家の戸田山雅司さんが制作を担当し、捜査1課の刑事・伊丹憲一(川原和久さん)や鑑識課の米沢守(六角精児さん)といったおなじみのサブキャラクターたちが登場する音声ガイダンスを聞きながら、“杉下右京誘拐事件”を解決するべく、会場に隠された謎を解き進む体験型アトラクション。会場各所にある番号の数字をコントローラーで入力しながら、伊丹刑事らからの“電話”を聞き、謎を解きながら進行する。推理には関係のない“隠された”番号も用意されている。

 会場には、水谷さんや及川さんらが実際に着用したスーツなどの衣装をはじめ、各シーズンの台本やポスター、捜査資料や犯人の手紙や凶器といった劇中で使用された小道具類などがずらりと並び、「相棒」グッズの物販やキャストのパネルと記念撮影できるコーナーも設置。尊の配属前に右京の“相棒”だった亀山薫(寺脇康文さん)の小道具類の展示もあり、相棒ファンにはたまらない趣向が随所にちりばめられている。

初日は戸田山さんも会場を訪れ、「(音声ガイダンスは)子供から年配の方まで楽しめる内容になっていると思います。音声ガイドにしたがって館内を回ってお客様が『相棒』の世界に入ったような感じになってもらえればうれしいですね。1回だけではなく、2回、3回と会場に足を運んでほしいです」とアピールした。

 相棒シリーズは、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・杉下右京(水谷さん)がその天才的頭脳で推理し、相棒とともに難事件を解決するドラマ。00年にスタートし、現在は「シーズン10」を放送中。09年3月放送のシーズン7の最終話で特命係に配属されて以来、右京の“相棒”として、約3年にわたってシリーズに出演してきた及川さんが、今月中に放送予定のシーズン10最終話で「相棒」から卒業することが大きな注目を集めている。「相棒シーズン10」は毎週水曜午後9時~同54分に放送中。

 イベント「相棒展プレミアム2」は、入場料1000円(音声ガイド料含む)で12日まで。中学生以下は無料。午前10時~午後8時(入場は閉場の30分前まで)に開催。最終日は午後5時に閉場。松坂屋静岡店、松坂屋名古屋店、大丸京都店、大丸梅田店でも順次開催する予定。(毎日新聞デジタル)

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