第35回日本アカデミー賞:「コクリコ坂から」が最優秀アニメ作品賞

第35回日本アカデミー賞授賞式であいさつする宮崎吾朗監督(中央)
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第35回日本アカデミー賞授賞式であいさつする宮崎吾朗監督(中央)

 スタジオジブリの劇場アニメ「コクリコ坂から」(宮崎吾朗監督)が第35回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞に選ばれた。昨年の「借りぐらしのアリエッティ」(米林宏昌監督)に続く受賞で、東京都内で2日開かれた授賞式で表彰を受けた宮崎監督は「ヨネさん(米林監督)に手渡していただけるなんて」とトロフィーを受け取った。

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 ステージには、宮崎監督とヒロインの声を演じた長澤まさみさんが登壇。宮崎監督は「このステージにまさみちゃんと立てたことを光栄に思います。アニメーションはたくさんの人の手を経て完成するので、大勢の人たちの代表として受け取ったと思います。大勢の観客の皆さんに感謝します」とあいさつ。長澤さんは「私自身がジブリ作品で育ってきた。私くらいの若者はみんなそう。作品に参加できて本当にうれしかったです」と話し、「これからも監督にはすてきな作品を撮ってほしい」と笑顔の監督と握手を交わした。(毎日新聞デジタル)

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