小室哲哉:過去最多の新作4本リリース 妻KEIKOに「輝いている姿見せたい」と

小室哲哉さんがボーカロイドと“初共演”したアルバム「小室哲哉 meets VOCALOID」のジャケット
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小室哲哉さんがボーカロイドと“初共演”したアルバム「小室哲哉 meets VOCALOID」のジャケット

 音楽プロデューサーの小室哲哉さんが21、28の両日、合計4本の新作をリリースすることが決定した。小室さんが手がけてきた名曲の数々を、初音ミクなどの音楽ボーカロイドが歌うアルバムなど4作品。妻・KEIKOさんの看病を行うために制作進行やリリース日をずらしていたが、KEIKOさんの体調も快方に向かい始め、自分が一番輝いている姿を妻であるKEIKOさんに見せるために音楽制作に没頭し、1カ月に4作品という過去最多の新作リリースに至った。

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 今回発売されるのは、リミックスアルバムなど4作品。21日には、11年にリリースした22年ぶりの小室哲哉名義でのソロアルバム「Digitalian is eating breakfast 2」の楽曲を中心としたリミックス&カバーアルバム「Digitalian is remixing」(3059円)、同年6月のライブの模様を収録したDVDと、その他のライブ音源を収録したCD2枚がセットになった「TETSUYA KOMURO Special Live @DOMMUNE (TK Presents BROADJ #332)」(6300円、DVDのみは3150円)の2本を発売。28日には、ボーカロイドと“初共演”したアルバム「小室哲哉 meets VOCALOID」のほか、08年に配信限定でリリースされた「Far Eastern Wind」シリーズをCD化する「Far Eastern Wind」を、新規書き下ろし楽曲を加えたCD5枚組みのコンプリート版(7500円)など3形態で発売する。

 小室さんは「久しぶりに自分の楽曲を歌い直したリミックス盤、Twitterでのオファーから始まるという、何とも21世紀的な方法で実現したライブのDVD、ブライアン・イーノの提唱したアンビエントミュージックに20年以上憧れて構想していた作品群、僕のボーカル&ピアノとボーカロイドの初めての共演と、バラエティーに富んだ作品ができたと思います」とコメント。「小室哲哉 meets VOCALOID」のジャケットでは、初音ミクとともに、自らもアニメ風のイラストとして登場している。

 また、20日には幕張メッセ(千葉市美浜区)で行われる東日本大震災復興支援チャリティーコンサート「ALL THAT LOVE-give&give-」に、「プリンセス・プリンセス」「米米CLUB」とともに、「TM NETWORK」として出演。約4年ぶりに3人でのパフォーマンスが実現する予定で、4月25日にはシングルCDを発売し、同24、25の両日には日本武道館でのライブも決定している。(毎日新聞デジタル)

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