AKB48秋元才加:初挑戦の時代劇公開収録に「すごく緊張」 

「コロッケぱらだいす ごきげん歌謡笑劇団」の会見に登場した(左から)秋元才加さん、坂本冬美さん、コロッケさん、里見浩太朗さん、瀬口侑希さん=NHK提供
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「コロッケぱらだいす ごきげん歌謡笑劇団」の会見に登場した(左から)秋元才加さん、坂本冬美さん、コロッケさん、里見浩太朗さん、瀬口侑希さん=NHK提供

 人気アイドルグループ「AKB48」の秋元才加さんがこのほど、4月に放送を開始するバラエティー番組「コロッケぱらだいす ごきげん歌謡笑劇団」(NHK)の公開収録を東京都福生市の福生市民会館で行い、収録後、共演者のものまねタレント・コロッケさんや俳優の里見浩太朗さんらと会見した。庶民の着物姿で初めて時代劇に挑戦した秋元さんは「今日初めて羽二重(かつらの下地)と着物を着てお芝居をさせていただき、しかもこうした市民会館という場所でパフォーマンスをするのも初めてだったので、すごく緊張しました。これからもっと出演させていただきたいと思っています!」と意欲を見せていた。

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 「コロッケぱらだいす ごきげん歌謡笑劇団」は、08年から漫談の綾小路きみまろさんが司会を務め、全国各地の市民会館、文化会館などで公開収録している放送中の番組「ごきげん歌謡笑劇団」をリニューアル。4月からは司会をコロッケさんが担当し、ものまねも披露するほか、新レギュラーのお笑いコンビ「テツandトモ」が各地の面白いものを調査するコーナーなどを設ける。

 この日、秋元さんは歌と芝居で繰り広げる歌謡時代劇「ごきげんコロコロ劇場」に、里見さんや演歌歌手の坂本冬美さん、俳優のえなりかずきさん、お笑い芸人のダンディ坂野さんらとゲストとして出演。里見さんの当たり役の一つ・松平長七郎を“再現”した芝居で、里見さんがカワセミの長三郎として主演した。会見には秋元さん、コロッケさん、里見さんのほか、坂本さんとレギュラー出演する演歌歌手の瀬口侑希さんが出席した。

 秋元さんは「アイドルの私がこうした方々とお芝居で共演させていただいていいのかと思いましたが、すごく光栄で勉強になりましたし、いろいろな歌を聞かせていただいて歌の素晴らしさも感じました」と興奮冷めやらぬ様子。坂本さんは「(秋元)才加さんは、今日の衣装もぴったりで、きっと今日こうした芝居の世界に目覚めたと思います。これからますます、はまるはずです。私も最初は恥ずかしかったんですが、この世界は不思議なもので“はまる”んですね」と自身の体験を交え、秋元さんをねぎらっていた。

 コロッケさんは、きみまろさんからの司会交代について「きみまろさんは古い友人で昔スナックを一緒に回っていた仲間。(きみまろさんから)『コロッケさんなら僕もうれしいよ』と言っていただきました。(きみまろさんの)良さを引き継いで今まで以上にしっかりやらないときみまろさんに申し訳ない」とコメント。「今の時代、娯楽も細分化され、流行もある中で、おじいちゃんおばあちゃんがお孫さんと一緒に楽しめる番組があればという思いを持っている。この番組は、すてきな番組」と話し、「いつもよりものまねもふざけています」とアピールしていた。

 この日の収録の模様は、総合テレビでリニューアル後の初回放送にあたる4月14日午後7時半~同8時43分に放送。レギュラー放送は毎週1回、土曜午後7時半~同8時43分。(毎日新聞デジタル)

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