AKB48秋元才加:ドラマ初主演に“先輩”国生「もっと適当でいい」とアドバイス

 人気アイドルグループ「AKB48」の秋元才加さんが初主演するドラマ「朝ドラ殺人事件」(NHK)の撮影が18日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた。撮影終了後、秋元さんは共演者の国生さゆりさんと取材に応じ、プロデューサーの秋元康さんが手がけたアイドルグループの“先輩”にあたる国生さんは「一生に一度の初主演をお手伝いできるのはうれしい。スケジュールが大変よね。重圧もあるみたい。アイドルの宿命ですけど。思っていることはあるんだろうけど、不器用なところがあるから伝わらない。『もっと適当でいいじゃん』って思う」とアドバイスを送った。

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 ドラマは、秋元才加さん演じる“朝ドラ”のアシスタントプロデューサー新見美穂はある日、スタジオで巨大なだるまを見つける。そのままではドラマの収録ができないため、上司の岩岸チーフプロデューサー(国生さん)から、だるまの“駆除”を指示され、なぜか「幽霊対策マニュアル」を渡される……という内容。ドラマは同局初のマルチチャンネルで放送され、放送中のあるタイミングで、メーンチャンネルで物語の本筋、サブチャンネルで秋元さん演じる新見美穂が頭で考えていることに切り替えて視聴できる。

 初主演の秋元さんは「先輩の国生さんら素晴らしいキャストの中で(主演を)できるのは光栄。温かい環境で引っ張ってもらっています。いずれは引っ張っていける存在になっていきたい」と意気込み、“先輩”の国生さんについて「デビュー前からあこがれの人。今でもしゃべるときに緊張する。『昔はどうだったんですか?』とか将来のことを聞いています」と話した。

 国生さんは、秋元さんを「秋元康さんの同門」と表現し、秋元さんを「不器用系、体育会系、ど根性です」と評し「昔の自分を見ているみたい。親の気持ちですね」と目尻を下げた。また26日に開催される「東京マラソン2012」に参加する秋元さんが「頑張れるときに頑張らないと。でも、周りに迷惑をかけている」と話すと、国生さんは「迷惑をかけられる環境にいるのは幸せなんだよ。みんなそこを目指すから。周りは迷惑だけど……ウソだよ」と冗談を交えながらエールを送っていた。

 ドラマは、NHKで3月27日深夜0時15分、28日深夜1時5分に放送。全2回。(毎日新聞デジタル)

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