中山美穂:10年ぶりにTBSでテレビドラマ出演 佐藤浩市と大人のラブストーリー

「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」の一場面=TBS提供
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「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」の一場面=TBS提供

 女優の中山美穂さん(41)が、TBS系のドラマ特別企画「終着駅~トワイライトエクスプレスの恋(仮)」で俳優の佐藤浩市さん(51)とダブル主演を務めることがこのほど、明らかになった。中山さんがテレビドラマに出演するのは、02年10月放送のドラマ「ホーム&アウェイ」(フジテレビ系)以来、約10年ぶり。日本で最も長い距離を約22時間という最も長い時間をかけて走る大阪発札幌行き寝台特急「トワイライトエクスプレス」を舞台にした、大人の男女の切ないラブストーリーとなる。

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 ドラマは、家庭を持ちつつ、ひそやかに愛を育んできた高津千絵(中山さん)と、そんな千絵を愛し、力強くも静かに見守り続けてきた森啓介(佐藤さん)が、「トワイライトエクスプレス」の旅行を最後に別れを決意。特別室であるスイートルームで、2人はお互いの揺れる思いをさらし、感情をぶつけ合う……という展開。撮影には、実際にダイヤの合間をぬってトワイライトエクスプレス内で撮影するなど、JR西日本が全面協力している。脚本は、「金曜日の妻たちへ」や「男女7人夏物語」などを手がけた鎌田敏夫さん、演出は「ふぞろいの林檎たち」や「高校教師」の鴨下信一さんが担当している。

 「ママはアイドル!」や「協奏曲」、「さとうきび畑の唄」などを手がけた八木康夫プロデューサーは、キャスティングについて「今一番見たいラブストーリーのカップルが、佐藤浩市・中山美穂の2人。佐藤さんは今回が初めてといっていいほどラブストーリーに出演していない。中山さんは、10年ぶりのドラマ出演となり、今回もドラマ出演のためだけに帰国してくれました。脚本を読んで、お二人とも快諾していただき実現しました」と自信を見せ、「今なかなか見ることができなくなったドラマ、もう一度大人のラブストーリーを作りたかった」と熱い思いを語っている。ドラマは3月20日、夜9時から2時間放送。(毎日新聞デジタル)

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