ニッポン放送:共同出資で新会社設立 音声で情報伝達する新アプリの普及目指す

 ニッポン放送は5日、コンピューター関連のコンサルティングを手がけるアドリブ(神奈川県海老名市)と共同出資で「トーンコネクト」(東京都渋谷区)を設立したと発表した。資本金は100万円で、ニッポン放送の出資比率は25%。電話のプッシュ音を利用して、ホームページのURLなどを伝えるスマートフォン用の無料アプリ「Toneconnect」の普及を目指す狙い。

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 アプリ「Toneconnect」は、アドリブ社が、東日本大震災で情報伝達の難しさを感じて開発した。アプリを起動して入力したURLなどを、自動で電話のプッシュ音に変換して発信するもので、同じアプリを起動しているユーザーがそのプッシュ音を受信するとURLなどの文字情報を受け取れる。プッシュ音はスピーカー、ラジオ、テレビなどで広く伝えることが可能。ニッポン放送は、音声で情報を伝達する点に着目、共同での新会社の設立を決めたという。

 ニッポン放送は、9日午後10時~同11時半の番組「オールナイトニッポン GOLD app10.jp」で同アプリを使った公開生放送を実施する。(毎日新聞デジタル)

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