仲村トオル:記者に追いかけられた経験語り家庭円満アピール

ドラマ「推定有罪」のトークショーに登場した仲村トオルさん
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ドラマ「推定有罪」のトークショーに登場した仲村トオルさん

 俳優の仲村トオルさんが14日、東京都内で行われたWOWOWドラマ「推定有罪」のトークショーに登場した。冤罪をテーマとした同ドラマで無実の人を犯人に仕立てるジャーナリストを演じた仲村さんはかつて週刊誌の記者に付きまとわれ、あらぬ写真を撮られた経験を語り、「結婚をしましたし、子どももいる。安定した生活をしているので、これからも末永くよろしくお願いします」と笑顔で家庭円満をアピールした。

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 「推定有罪」は、12年前に起きた幼児殺害事件で無実の人を犯人に仕立て上げてしまったジャーナリスト・加山清治(仲村さん)や、その事件の当事者、遺族、警察、弁護士、報道などさまざまな立場の人々を描く社会派ドラマ。仲村さんは、過去に週刊誌の記者に取材されて困ったことについて「怪しげな車が家に止まっていたことが何度かあったりしましたし、ロケをしていて、あまりよろしくない店の前を通ったときに写真を撮られたことがありました。(店に入ったことがないので)掲載はされませんでしたが」と自らの体験を披露した。

 トークショーには鈴木浩介監督も登場。鈴木監督が手がけた「空飛ぶタイヤ」にも出演した仲村さんは「また一緒にできるのがうれしかった。でも、比較しちゃいけないと思うほど『空飛ぶタイヤ』を意識してしまう」とコメント。鈴木監督は「仲村さんとは『空飛ぶタイヤ』『18番ホール』で一緒にやってきたけど、今回が一番テーマが重い。人間ドラマをどう描くかがテーマで、仲村さんは深みを与えてくれている」と話した。

 また、仲村さんは「比較しちゃいけないけど、2話まで見た感想を僕と監督が好きな野球で例えると、『空飛ぶタイヤ』に二回裏で1対0で勝っています。2話で本仮屋ユイカさんがタイムリーを打って、陣内孝則さんがホームインした」とドラマをPRした。

 ドラマは、12年前に起きた幼児殺害事件の犯人として服役していた篠塚(國村隼さん)が実は冤罪だったという一報が加山の元に入るところから始まる。加山は篠塚が犯人だという記事を書き続けたが、12年をへて誤っていたことが立証され、加山の心が揺れる……というストーリー。篠塚の弁護人・石原を黒木瞳さん、篠塚を捕らえた刑事・浅田を陣内孝則さん、篠塚の娘を本仮屋ユイカさん、被害者の姉をミムラさんが演じ、ドラマ「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」の脚本家・前川洋一さんと鈴木監督が手がける。WOWOWプライムで25日から毎週日曜午後10時放送で、全5話の予定。第1話は無料放送。(毎日新聞デジタル)

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