5月22日に開業する「東京スカイツリー」の最寄り駅となる東武伊勢崎線の「業平橋駅」が17日、「とうきょうスカイツリー駅」に改称した。同駅には17日早朝から、「とうきょうスカイツリー駅」の初列車を見ようとする鉄道ファンや、駅名改称記念グッズを買い求める客、近隣住民が多数訪れ、にぎわいを見せていた。また同日から、伊勢崎線の浅草・押上~東武動物公園区間は「東武スカイツリーライン」という愛称で呼ばれ、上りと下りの一部の特急列車が停止する。
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17日午前0時半過ぎ、「業平橋駅」からの最終列車が発車した後、係員がホームの駅名標や路線図などの変更作業を実施。80年以上親しまれてきた「業平橋駅」は、多くの観光客を迎える「とうきょうスカイツリー駅」に生まれ変わった。「とうきょうスカイツリー駅」の椎木誠駅長は同駅の“誕生”に、「今まで80年間、業平橋駅として営業してまいりましたので、寂しさもありますけど、スカイツリーの最寄り駅ということで、これから先を見据えた営業をしていきたい」とコメント。また、初代駅長となることに「感無量でございます」と笑顔を見せた。
駅名改称は「東京スカイツリー」の“玄関駅”として認知度を向上させるとともに、業平橋・押上地区全体の活性化を目的に実施。同駅は、「東京スカイツリー」の開業に合わせ、リニューアル工事も行っている。また隣の「押上駅」は、開業に合わせて副駅名「スカイツリー前」を導入する予定。(毎日新聞デジタル)