現役女子高生シンガー・ソングライターの家入レオさんの2枚目シングル「Shine」(ビクターエンタテインメント)が女優の天海祐希さん主演のドラマ「カエルの王女さま」(フジテレビ系)の主題歌に起用されることが20日、発表された。家入さんの楽曲がドラマの主題歌に起用されるのは初めてで、家入さんはドラマと楽曲について「“音楽”の持つ勇気や熱いものを感じさせてくれるドラマだと思います。だからこそ、私の“歌”が誰かの支えになってくれたらいいなと思い、この曲を作りました。皆さんにとって、この『Shine』が力強い応援歌になってくれたらうれしいです」とコメントを寄せている。
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また、天海さんは同曲を「ストレートで力強い歌詞を、美しいメロディーに乗せ、透明な声で歌いあげられたすてきな曲です」と評し「彼女の新鮮な感性で、脚本を読み、思いを歌にしてくださいました。きっと聴いた誰もにとって、自分への応援歌になることと思います。私たちも、この『Shine』を応援歌にして『カエルの王女さま』を頑張っていきたいと思います」とドラマへの意気込みを語っている。
家入さんは94年12月生まれ。昨年12月に行われた音楽イベント「MUSIC FOR ALL ALL FOR ONE」で初ライブを行い、2月発売のデビューシングル「サブリナ」はフジテレビ系テレビアニメ「トリコ」のエンディングテーマに起用された。2枚目のシングル「Shine」は疾走感あふれるロックチューン。「カエルの王女さま」の渡辺恒也プロデューサーは起用理由を「デビューシングル『サブリナ』を耳にして、17歳ながら強烈なインパクトを感じる歌声と、その力強い表現力が、『歌の力』をテーマにしたドラマの主題歌にふさわしいと思い、すぐにオファーしました」と話している。「Shine」は5月16日発売予定。
ドラマは、米人気ドラマ「glee(グリー)」に用いられた合唱スタイル「ショークワイア」を取り入れ、ダンスなどのパフォーマンスとともに歌を表現するコメディー作。日本でミュージカルスターとして活躍し、ブロードウェーを目指したものの挫折した澪(天海さん)に、故郷から“ママさんコーラス”グループ「シャンソンズ」を立て直してほしいと連絡が入る。嫌々ながら一時帰国した澪の前に現れたコーラスのメンバーは、主婦、大学生、元キャバクラ嬢など素人ばかり。がくぜんとする澪だったが、強烈な指導法でメンバーを鍛えていく……という物語。フジテレビ系で4月12日から毎週木曜午後10時に放送予定。(毎日新聞デジタル)
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