ジェームズ・キャメロン監督:タイタニック3D公開記念で来日決定

映画「タイタニック」メーキング風景(C) 2011 Twentieth Century Fox and Paramount Pictures.  All Rights Reserved.
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映画「タイタニック」メーキング風景(C) 2011 Twentieth Century Fox and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

 映画「タイタニック3D」の公開を記念して、ジェームズ・キャメロン監督が30日に来日し、翌31日と2日間でキャンペーンを行うことが明らかになった。キャンペーンを行うのは、日本を含め3カ国のみ。本人の強い希望で、「いまだ破られぬ興行収入262億円という記録を残せた日本に改めて感謝の意を伝えたい」という理由で日本が選ばれたという。

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 「タイタニック」は、1912年に起きた豪華客船「タイタニック号」の沈没事故をもとに、俳優のレオナルド・ディカプリオさん演じるジャック・ドーソンと女優のケイト・ウィンスレットさん演じるローズ・デウィット・ブケイターの恋を描いた作品。97年に公開され、日本で歴代洋画興行収入第1位を記録するなど世界中で大ヒットし、第70回アカデミー賞に11部門で受賞しその数も歴代1位を誇っている。今年はタイタニック号就航100周年に当たり、3D化が決定。映画は4月7日に全国で公開される。

 日本以外にキャンペーンが行われるのは、タイタニック号の出航地であるイギリスと、「タイタニック」公開時は公開規模が小さかったロシア。ロシアをはじめ中国など世界経済の中心になりつつある新興国での再上映も決まっており、現在世界興行成績2位の「タイタニック」と今回の「タイタニック3D」の世界興行成績を合わせると、世界興行収入1位を記録している同監督の「アバター」を抜く可能性も大きくなる。(毎日新聞デジタル)

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