アニメコンテンツエキスポ:早朝から行列で30分前倒し開幕 東京国際アニメフェアに対抗

多くのアニメファンでにぎわう「アニメコンテンツエキスポ(ACE)2012」=幕張メッセで2012年3月31日
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多くのアニメファンでにぎわう「アニメコンテンツエキスポ(ACE)2012」=幕張メッセで2012年3月31日

 4月から放送されるテレビアニメや、劇場版アニメを紹介するイベント「アニメコンテンツエキスポ(ACE)2012」が31日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。角川書店やアニプレックスなど東京都の青少年健全育成条例改正に反対して、「東京国際アニメフェア」の出展を見送った有力アニメ会社が参加していることから注目を集めている。早朝から列ができたこともあり、午前9時の開場を30分繰り上げて午前8時半から始まった。

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 「ACE」は、角川書店をはじめ、アニプレックスなどのアニメ関連企業が55社が作品を出展するアニメイベント。10年12月にマンガの販売規制を強化する東京都が青少年健全育成条例を改正したことに反対する企業が中心となって、東京都などが主催する「東京国際アニメフェア」の対抗イベントとして誕生した。11年3月に開催予定だったが、東日本大震災の影響で開催を見合わせ、今回が初の催しとなる。22~25日に開かれたアニメフェアの来場者数は、有力企業の離脱もあり、前回から約25%減の約9万9000人と大きく下回っている。

 同日は人気声優らによるイベントステージや展示コーナー、新作アニメの発表も予定している。4月1日までで、入場料は1500円。2日間で5万人の来場者を見込む。(毎日新聞デジタル)

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