12年4月期のアニメについて、インターネット上で一番注目を集めているのは、人気小説家・西尾維新さん原作のマンガを基にしたアニメ「めだかボックス」であることが、ツイッターやブログの書き込み内容を分析するサービス「クチコミ@係長」の調査で分かった。西尾さんの人気に加え、280万部以上を発行する「週刊少年ジャンプ」で連載する知名度も手伝って、注目度の高さがうかがえた。2位は、リマスター版がNHKで放送される「ふしぎの海のナディア」、3位は映画化も控えるマンガ原作の「宇宙兄弟」だった。
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調査は、1月1日~3月18日に、ブログと2ちゃんねる、質問を受け付ける掲示板、ツイッターの四つのメディアで、春アニメに関する書き込みやつぶやかれた件数を抽出して算出した。
「めだかボックス」は約9万3000件がヒットして四つのメディアを合わせた総合ランキングで1位で、2ちゃんねると掲示板の両ランキングでもそれぞれ1位だった。ブログランキングでは「めだかボックス」(2位)を抜いて1位になったのは27年ぶりにテレビシリーズが放送される「ルパン三世」の新作「LUPIN the Third ~峰不二子という女~」で、3位はアイドルグループ「AKB48」を題材にした「AKB0048」だった。ツイッターランキングでは1位が「宇宙兄弟」、2位が「ふしぎの海のナディア」で、3位が「めだかボックス」という結果になった。
2ちゃんねるランキングは2位が京都アニメーション制作の「氷菓」、3位は電撃文庫の人気ライトノベルが原作の「アクセル・ワールド」と、目の肥えたアニメファンが好みそうな作品が並び、掲示板ランキングは2位が「Fate/Zero 2ndシーズン」、3位は「黒子のバスケ」で、既にアニメ化済みの作品、原作の知名度の高い作品が上位に並んだ。
「クチコミ@係長」は、書き込みやつぶやきを人工知能で分析し、特定のキーワードの評判を「よい」「わるい」「ふつう」に分けて棒グラフにして表示したり、関連するワードの比率を円グラフにして示すなど瞬時に解析するサービスで、ホットリンク(東京都千代田区)が開発・運用している。(毎日新聞デジタル)
春アニメの書き込み・つぶやきランキングは以下の通り。
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