研究によって生み出された新生命体の少年と大企業の御曹司が“正義とは何か”をめぐって戦うアニメ「ZETMAN」の放送が2日、スタートする。

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　原作は「ウイングマン」「電影少女」などで知られるマンガ家の桂正和さんが02年から手がけ、現在は「週刊ヤングジャンプ」に連載されている人気SFアクションコミック。人助けをして日銭を稼ぎ、ホームレスの老人と橋の下で暮らす少年、ジンこと神崎人と、世界的な企業アマギコーポレーションの次期社長として期待されながらヒーローにあこがれるコウガこと天城高雅という少年。正反対の境遇で育った2人が出会い、過酷な運命を知ることになる……という物語。

　ジンはある事件をきっかけに新生命体「ZET」として覚醒（かくせい）する。そして覚醒したジンが人に危害を及ぼす怪物を倒す姿を、目撃してしまうコウガ。2人の少年が正義や強さ、希望に苦悩を深める一方で、人類の存亡を左右する巨大な陰謀がうごめいていく。青年誌に連載された原作は暴力表現など過激な描写で知られており、アニメでその表現にどこまで迫るのかも注目だ。

　ジン役は「ペルソナ4」の浪川大輔さん、コウガ役は「デスノート」の宮野真守さんが務め、アニメーション制作は「ルパン三世」や「名探偵コナン」のトムス・エンタテインメントが担当する。

　放送は、読売テレビで2日から毎週月曜深夜2時23分（初回は深夜2時43分）～、TOKYO MXで6日から毎週金曜深夜1時～ほか。

　※放送局・時間は変更される場合があります。