バトルシップ:日本初の米空母上で会見 浅野忠信らキャスト集結

米空母「ジョージ・ワシントン」上で会見を行った浅野忠信さん(右から3人目)ら映画「バトルシップ」のキャストたち
1 / 24
米空母「ジョージ・ワシントン」上で会見を行った浅野忠信さん(右から3人目)ら映画「バトルシップ」のキャストたち

 俳優の浅野忠信さんら米映画「バトルシップ」(ピーター・バーグ監督)の出演者が2日、米海軍横須賀基地内に停泊中の航空母艦「ジョージ・ワシントン」上で記者会見した。米空母上での会見は日本初といい、キャストらは海兵たちが見守る中、甲板上のレッドカーペットを通って登場し、特設ステージ上で質疑応答、海兵たちとの写真撮影などを行った。

ウナギノボリ

 主人公のライバル、自衛艦の指揮官役の浅野さんは「本当に光栄だし、みなさんに感謝します」とあいさつ。撮影などで日米の艦に乗り込んだといい、その違いについて聞かれると、「怒られるかもしれませんが、日本の人はまじめだから、すごく艦内がきれいなんですけど、米国はコカ・コーラが挟まってたり、ところどころラフで……全然違うなと思いました」と率直に告白。バーグ監督は、「一言言わせてほしい。米国の船はとてもとてもきれい。日本は本当に本当にきれい。『きれい』と『よりきれい』の違いだよ」と自国を擁護し、笑わせていた。

 「バトルシップ」は、ユニバーサル100周年の記念作で、人類とエイリアンとの戦いを描くSFアクション大作。舞台は米ハワイで、世界各国の護衛艦が集結して大規模な軍事演習が行われる中、沖合に正体不明の巨大な物体が出現。それは、地球からの友好的な呼びかけに応じて飛来したエイリアンの母船で、エイリアンは次々と未知の武器を繰り出し、激しい攻撃を仕掛けてくる……というストーリーが描かれる。

 主人公は、エイリアンとの戦いの最前線に立たされる米海軍の新人将校アレックス・ホッパー(テイラー・キッチュさん)で、浅野さんは、アレックスがライバル心を燃やす自衛艦の指揮官ナガタという主役級の役どころ。アレックスの恋人サム役でブルックリン・デッカーさんが出演するほか、米人気歌手のリアーナさんが男勝りの兵士・レイクス役で女優デビューを果たしており、日本語吹き替えをタレントの土屋アンナさんが担当している。

 会見には、キッチュさん、リアーナさん、デッカーさん、アレクサンダー・スカルスガルドさんも出席した。映画は13日から全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 24 枚

映画 最新記事