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俳優の市村正親さんと女優の鈴木杏さんが、英国を世界に向けてアピールする「グレート・キャンペーン」の親善大使に就任し、10日に東京都・渋谷のレストランで行われたキックオフイベントに登場。13年にロンドンで上演される舞台「家康と按針 THE SHOGUN＆ENGLISH SAMURAI」にも出演する市村さんは「イギリスはシェークスピアの国。俳優として深い縁がある国のPR大使になれて光栄です」と喜びのコメント。また、英国で語学留学の経験がある鈴木さんも「いつかロンドンでシェークスピアの舞台に立てるよう頑張ります」と笑顔で語っていた。
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「グレート・キャンペーン」は、エリザベス女王の即位60周年の祝賀や、ロンドン五輪の開催で英国が世界中から注目が集まる12年を機に、観光やビジネスの機会を広げる目的で、産業、貿易、観光、スポーツ、文化などさまざまな分野で英国の持つ可能性を世界に向けて紹介するというもの。イベントには、英国の文化・オリンピック・メディア・スポーツ相を務めるジェレミー・ハントさんも出席し、渋谷のスクランブル交差点にある4面のスクリーンで同キャンペーンのイメージビデオが上映された。
また、ロンドン五輪に出場する女子レスリングの吉田沙保里選手もゲストとして登場。アテネ、北京の両オリンピックに続く金メダル獲得のため「今は自分の課題をしっかり練習して、一生懸命頑張っています」と語り、昨年の東日本大震災に触れ、「必ず3連覇をしてみなさんを勇気づけたい」と意気込んだ。（毎日新聞デジタル）
