注目ドラマ紹介:「家族のうた」 落ち目のロッカー・オダギリジョーが突然パパに

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 俳優のオダギリジョーさんが、突然現れた3人の子どもに振り回される落ち目のロックミュージシャン役で主演するドラマ「家族のうた」(フジテレビ系)が15日、スタートする。オダギリさん演じる自分勝手に生きる主人公・早川正義が家族を背負うことになり、困難を乗り越えながら再び成功に向かって歩き出す姿を描く。劇中では正義のライブシーンもあり、オダギリさんが実際に歌を披露する。

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 正義(オダギリさん)は、99年にロックグループ「under cloud」のボーカル兼ギターとして人気絶頂だったものの、バンドが解散して以来、世間から忘れられ、現在は午前5時からのラジオ生放送とたまに行うファンイベントしか仕事がない。マネジャーは必死に仕事を探すが、正義は仕事を選び、逃げてしまう。そんな正義の前に正義と女性ファンとの間にできたと名乗る子どもが現れ、生活が一変する。

 正義の娘だと名乗る小学6年生・松野美月役として大森絢音ちゃん、美月の異父弟・松野陸役として藤本哉汰くん、正義の娘と名乗る中学2年生・大澤こころ役として杉咲花さんが出演。正義のマネジャー・三木康佑をユースケ・サンタマリアさん、正義の写真を担当しているカメラマン・青田洋子を貫地谷しほりさん、正義の兄貴分で飲食店を経営する水島明良をトータス松本さん、明良の妻・朝子を大塚寧々さん、元「under cloud」のベーシストで、解散後はプロデューサーとして活躍する神山悟を武田真治さん、こころを正義の元に連れてくる謎の老人・東海林秀蔵を藤竜也さんが演じる。

 第1話は、正義が朝のラジオを放送していると、離れたところから正義を見つめる2人の子供がいた。数日後、正義は明良(松本さん)の店で洋子(貫地谷さん)や朝子(大塚さん)に日々の愚痴をこぼし、帰路につく。そこへ面識のない2人の子供が現れ、通り過ぎようとする正義に向かい「お父さん!」と叫ぶ……という展開。きゃりーぱみゅぱみゅさんが本人役で登場する。

 主題歌は斉藤和義さんの「月光」が起用された。放送は15日から毎週日曜午後9時。初回は15分拡大版。(毎日新聞デジタル)

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