人気グループ「AKB48」とその派生ユニット「渡り廊下走り隊7」のメンバー多田愛佳さんが22日、東京都内で開催された公開中の初主演映画「×(バツ)ゲーム2」(山田雅史監督)の舞台あいさつに山田監督らと登場した。多田さんは「最初はプレッシャーがあったけど、現場に入ったら楽しく撮影できました。自信作かな?って思います」と自信を見せた。
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映画は、山田悠介さんの小説を映画化した「×ゲーム」(10年)の続編。前作に出演した「AKB48」で「渡り廊下走り隊7」の菊地あやかさんと仲川遥香さんに代わり、多田さんが主演し、4月に「AKB48」を卒業した平嶋夏海さんや俳優のユキリョウイチさん、女優の瀬戸カトリーヌさんらも出演。何者かにより密室状態の教室に監禁された女子学生・佐伯美鈴(多田さん)とネイリストの萩原裕子(平嶋さん)ら5人の男女がサバイバルゲームに強制的に参加させられ、復讐(ふくしゅう)劇に巻き込まれる姿を描く。
舞台あいさつには山田監督とユキさんも登壇。山田監督は多田さんの印象を「不思議な方ですよね。ちょっとつかみどころがない。目が印象的でお人形さんのようだけど、奥に何かあるんじゃないか?と思った。お人形さんって可愛いけど、怖いところもあって……」と話すと、多田さんは苦笑した。
また、映画でさまざまな“罰ゲーム”に挑戦している多田さんはお気に入りの罰ゲームについて「鉛筆削りで指をゴリゴリされるのが好き」と“不思議”発言をし、「罰ゲームをしてみたいAKB48のメンバー」を聞かれると「小森美果ちゃんです。私にしょうもないウソばかりついているので、痛がっているところを見てみたい」と笑顔で話し、会場に集まったファンから大きな笑いが起きた。
多田さんは今後、挑戦してみたい作品について「時代劇のホラーがやってみたい。時代劇をやるのが夢で、今回はホラーだったので」と意気込み、山田監督が「カツラが似合うと思います」と話すと、多田さんは笑顔を見せていた。(毎日新聞デジタル)
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