アイドルグループ「AKB48」の大島優子さんが8日、東京都内のスタジオで最新劇場版アニメ「メリダとおそろしの森」(ディズニー/ピクサー)の日本語吹き替え版のアフレコ収録を行った。6月に開催予定の「第4回AKB48選抜総選挙」に向けたコメント動画「アピールコメント Channel!」で、「ラストチャンス」と発言し、ファンの間で大島さんの“卒業騒動”が持ち上がったことについて、自身のブログで謝罪していた大島さんは、「ブログで言った通り、卒業宣言ではないので、みなさん心配しないでください」と改めて否定していた。
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ピクサー映画で初めて女性が主人公となる同作は、スコットランドのある王国が舞台。馬を駆り、弓を射るのが大好きな王女メリダは、自由に生きることを夢見ていたが、ある日禁じられていた「森の魔法」を使ったことから、王国は呪いをかけられ、存続の危機に直面する。王国と愛する家族を守るため、メリダは森に立ち向かう……という物語が展開する。
主人公メリダの声に抜てきされた大島さんは、「ピクサー作品が大好きで、とくにトイ・ストーリーが好き。一ファンだったので、まさか自分がやるというのは夢のようでした」と大喜び。ハリウッド映画の声優に挑戦するのは今回が初めてということから、「ハリウッドというと萎縮しちゃうのでなるべく考えないよう、リラックスしてやってます」と笑顔を見せた。
この日、メリダが弓を引いて的を狙うシーンや母親とやりとりするシーンなどに挑戦した大島さんは、「どれくらいの距離でしゃべっているのか、距離感がつかめないのが難しかった。でも試行錯誤しながらやるのが楽しい」と満足げに語った。メリダとの共通点については「自由奔放でおてんばなところ」といい、「よくお父さんに『控えめにいなさい』と小言を言われます」と苦笑いしていた。
また、メリダが強い王女ということから、自身の強いと思うことを聞かれた大島さんは、「今まで幼稚園小中高を共学で過ごしてきましたが、“女の園”のAKB48で今もやってるので、強いかなと思います」とコメントした。映画は7月21日から全国で公開予定。3Dも同時上映。(毎日新聞デジタル)
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