麻生久美子:パンクなヤンママ役で大泉洋と初共演 「グッモーエビアン!」ビジュアル公開

映画「グッモーエビアン!」の宣伝ビジュアル(C)2012『グッモーエビアン!』製作委員会
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映画「グッモーエビアン!」の宣伝ビジュアル(C)2012『グッモーエビアン!』製作委員会

 女優の麻生久美子さんが俳優の大泉洋さんとダブル主演映画「グッモーエビアン!」(山本透監督)で初共演することになり、宣伝ビジュアルが15日に公開された。同映画は、今月7日に女児を出産したばかりの麻生さんが妊娠中に撮影に挑んだ作品で、麻生さんは元パンクバンド「MISSION FROM GOD」のギタリストで未婚の母・アキという役どころ。大泉さんは同バンドの元ボーカリスト・ヤグを演じ、公式サイトではバンドの楽曲を披露する2人の激しいパフォーマンスが公開されている。

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 「グッモーエビアン!」は、06年に新潮社から発売された吉川トリコさんの同名小説が原作。「おもしろければ、いーじゃん」というロックンロール至上主義なアキとヤグの大人2人と、アキが17歳の時に出産したまじめで冷静な15歳の娘・ハツキという対照的な3人が織り成す、ちょっと変わった家族の物語。ハツキ役は、サントリー「なっちゃん」のCMに出演中の三吉彩花さんが演じる。

 親子2人暮らしのアキとハツキの元に、昔アキと一緒にバンドを組んでいたボーカルで2年近く海外を放浪していた自由人・ヤグ(大泉さん)が前ぶれもなく帰ってくる。ヤグとアキはハツキが生まれる前から一緒に住んでいたが、思春期のハツキは本当の父親ではないヤグの奔放な行動にいら立ってしまう。親友のトモちゃんはうらやましがるけれど、ヤグのいいかげんさやそれを笑って許してしまうアキをなかなか素直に理解できない。そんな中、トモちゃんとけんかしてそのまま彼女は転校してしまう。それをきっかけにハツキはアキの本当の気持ちや、ヤグの過去にあったある出来事を知ることになる……というストーリー。

 その他キャストに、塚地武雅さん、小池栄子さん、土屋アンナさんらが出演する。12月に全国公開予定。(毎日新聞デジタル)

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