アイドルグループ「東京女子流」が12月22日に日本武道館で初の単独公演を行うことが20日、発表された。同日、日比谷野外音楽堂(東京都千代田区)で開催されたライブ内で“サプライズ発表”され、メンバーの山邊未夢さんは涙を流しながら「どうしたらいいのか分からない。頭がパニックになっている」と喜ぶと、集まった約3000人のファンから歓声が上がった。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
メンバー同士仲がよいというアイドルグループ「ももいろクローバーZ」から「おめでとうございます。成功できるように祈っています」というビデオメッセージも届き、メンバーを喜ばせた。またライブでは、活動を2カ月間休止することも発表され、山邊さんは「休止中はレベルアップの期間」、小西彩乃さんは「パフォーマンスなどをレベルアップして、変わった女子流を見せられるようにします。待っていてください」とファンに呼びかけた。
東京女子流は、リーダーの山邊さん、小西さん、中江友梨さん、新井ひとみさん、庄司芽生さんの5人組で、10年5月にデビューシングル「キラリ☆」を発表。「Limited addiction」(11年8月発売)や「Liar」(11年11月発売)などファンクやフュージョン、ダンスミュージックを取り入れた楽曲が人気となっている。「AKB48」の指原莉乃さんがプロデュースし、6月25日に日本武道館で開催されるイベント「指原莉乃プロデュース 第一回ゆび祭り~アイドル臨時総会~」に出演する予定だが、単独での武道館公演は初めて。
20日のライブは4月にスタートした全国ツアー「東京女子流 2nd JAPAN TOUR 2012~Limited addiction~」の最終公演。メンバーは、バンド演奏をバックに「ヒマワリと星屑」「おんなじキモチ」「Limited addiction」「鼓動の秘密」「大切な言葉」などの楽曲を披露した。また、「大切な言葉」がNHK・Eテレで放送中のアニメ「はなかっぱ」のエンディングテーマに起用されていることもあり、はなかっぱの着ぐるみが登場し、山邊さんに花束を渡していた。(毎日新聞デジタル)