AKB48：前田敦子ソロ写真集が上半期トップ　指原、柏木とメンバーがトップ3独占

　１2年上半期（11年11月21日～12年5月20日）のオリコン本ランキングが1日発表され、写真集部門で8月27日に卒業が決まった人気アイドルグループ「AKB48」の前田敦子さんの5冊目の写真集「前田敦子写真集 不器用」（3月発売、小学館）が、約10万2000部を売り上げて、AKB48メンバーのソロ写真集としては、初めて半期ランキングでの1位を獲得した。

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　同写真集は、20歳になった前田さんの写真集で、全編パリで撮影し、手ブラや美尻といったセクシーポーズも披露しており、4月9日付の週間本ランキング総合部門では、女性ソロ写真集初の3週連続トップ10入りを記録した。前田さんは「20歳という節目の年に出させていただいた思い入れのある作品。アイドルとしての私、女優としての私、そしてハタチの私がいっぱい詰まったいいとこづくしの写真集」と説明し、「上半期1位をいただくことができたのは皆さんのおかげです」と喜んでいる。

　続く2位は、同グループの指原莉乃さんの1冊目の写真集「指原莉乃1stフォトブック さしこ」（1月発売、講談社）で約10万1000部、3位は柏木由紀さんの2冊目の写真集「ゆ、ゆ、ゆきりん…」（4月発売、集英社）で約7万4000部を売り上げ、AKB48のメンバーが1位から3位までを独占した。

　また、AKB48メンバーのメガネ姿を収めた「AKB48 Twenty−Four Hours」（11年12月発売、幻冬舎メディアコンサルティング）が約7万1000部を売り上げて5位、姉妹グループ「SKE48」の松井玲奈さんの1冊目の写真集「松井玲奈 写真集『きんぎょ』」（3月発売、光文社）が約5万3000部で6位、姉妹グループ「SKE48」のフォトブック「放課後、二次元同好会」（4月発売、サイゾー）が約1万7000部を売り上げて9位に入り、トップ10中6作をAKB48関連作で占めることになった。（毎日新聞デジタル）