AKB48:じゃんけん、声優、ぐぐたす…… こんな“選抜”もありました

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 6月6日の開票イベントが迫る「第4回AKB48選抜総選挙」。年に一度のイベントだけあって、各メディアで順位予想や投票速報の分析、独自調査などが行われ、今年も盛り上がりを見せている。選抜総選挙は人気投票でメンバーが選ばれているが、AKB48にはそのほかにもさまざまな“選抜”がある。総選挙前の参考に?はたまた箸休めに?過去のさまざまな“選抜”を振り返ってみた。(毎日新聞デジタル)

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◇運の勝負で決定! 「じゃんけん選抜」

 総選挙の次に有名なのがシングルを歌うメンバーをじゃんけんで決める「じゃんけん選抜」。11年9月に日本武道館で開催された第2回となる「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会」では、姉妹グループ「SKE48」「NMB48」、研究生を含む68人が本戦に出場。選抜メンバー16人の座をかけて、じゃんけんでの真剣勝負を繰り広げた。対戦カードも当日の勝負もすべて運という仕組みから、総選挙上位のメンバーが1回戦で敗退するなど、下克上が起きるイベントとして注目された。初代の内田眞由美さんに続く2代目の“じゃんけん女王”の座には、篠田麻里子さんが輝いた。なお、それまでずっと選抜入りしていた前田敦子さんが選抜入りを逸した一方、小嶋陽菜さんは残り、現在発売中の26枚目のシングル「真夏の Sounds good!」までずっと選抜入りしている。

◇オーディションで勝ち取った「声優選抜」

 AKB48をモチーフにした初のテレビアニメ「AKB0048(ゼロゼロフォーティーエイト)」の放送へ向けて選ばれたのが「声優選抜」。主人公となるアイドル候補の研究生たちの声優を選ぶオーディションを11年12月に開催し、AKB48とその姉妹グループ総勢200人のメンバーの中から、渡辺麻友さん、仲谷明香さん、SKE48の矢神久美さん、秦佐和子さん、NMB48の三田麻央さんら9人が、実力で選抜を勝ち取った。声優選抜のメンバーは同アニメの声優として主人公たちの声を務めているほか、声優選抜で結成された新ユニット「NO NAME」として、同アニメのオープニング曲「希望について」とエンディング曲「夢は何度も生まれ変わる」を担当している。

◇秋元康さんが個性で選出 「ぐぐたす選抜」

 Googleの情報共有ツール「Google+(グーグルプラス)」を活用した新戦略プロジェクトの一環として誕生した「ぐぐたす選抜」は、グーグルプラス内に個人アカウントを開設しているAKB48と姉妹グループの13歳以上の全メンバーの中から、総合プロデューサーの秋元康さんが、日々の投稿で個性を発揮しているメンバーを選出した。選ばれたのは石田晴香さん、松井咲子さん、「SKE48」の松村香織さん、「NMB48」の山口夕輝さんら16人で、センターには「第1回じゃんけん大会」で2位の石田さんが指名された。主な活動は「Google+」のCM出演で、3月に行われたコンサートでは、CMソング「ぐぐたすの空」をファンの前で初披露。深夜ラジオ番組「AKB48のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)の初の公開収録イベントにも登場した。

◇こんな選抜も? 「メガネ選抜」

 11年10月に開かれた「第24回日本メガネベストドレッサー賞」で、「今後メガネをかけてほしい人」に贈られる特別賞にAKB48が選ばれた際、最もメガネが似合うメンバーとして選抜されたのが「メガネ選抜」。選ばれたのは、秋元才加さん、板野友美さん、藤江れいなさん、宮澤佐江さんら8人だった。選抜としての活動も特にないが、同イベント後に発売されたAKB48メンバーのメガネ姿を収めた写真集「AKB48 Twenty−Four Hours」(11年12月発売、幻冬舎メディアコンサルティング)は、12年上半期(11年11月21日~12年5月20日)のオリコン本ランキングの写真集部門で、約7万1000部を売り上げて5位を獲得している。

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