東京・秋葉原などで中古ゲームやDVDを販売する「TRADER(トレーダー)」の家庭用ゲーム部門責任者を務める小林俊一さん。1日のうちに価格がめまぐるしく変動する激戦区を見つめる小林さんに、6~12日の集計を基に中古市場の今を振り返ってもらいます。
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強力なタイトルはなかったものの、どのタイトルも好調でした。「トーキョージャングル」(PS3、SCE)が予想以上の大ヒットでアキバでも軒並み品切れしました。面白そうな雰囲気を作り上げるのに成功したという印象。テレビCMの出来が良かったことも売り上げに大きく貢献したといえそうです。「機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY」(PSVita、バンダイナムコゲームス)も品薄。「ハローキティといっしょ! ブロッククラッシュV」(PSVita、ドラス)も、オリジナル特典の評判が良かったこともあって好調でした。
中古市場のトップは今回も「ファイアーエムブレム 覚醒」(3DS、任天堂)。「トーキョージャングル」は若干中古にも来ましたがすぐに売れてしまいました。続編が発表された「テイルズ オブ エクシリア」(PS3、バンダイナムコゲームス)は前回9位に急浮上しましたが、今回また順位を上げており、期待の高さがうかがえます。
今週のアキバは「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」(PSVita、アトラス)一色。カレーショップなど多業種50店舗が参加したイベントを開催していることもあり、アキバ全体が「ペルソナ4」のイメージカラーである黄色に染まっている印象です。発売前から盛り上がっていたため、「ハードルが上がりすぎているのでは」とちょっぴり懸念していたのですが、このままの勢いでいけば、かなりの売り上げを期待できそう。PSVita本体の販売も大きく伸びています。「アキバズトリッププラス」(PSP、アクワイア)も好調。2作目となりますが、今年のアキバをリアルに再現しているという点に加えて、当店ではオリジナル特典を付けたこともあり人気が出そうです。
1位 ファイアーエムブレム 覚醒(3DS)
2位 ドラゴンズドグマ(PS3)
3位 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇(PSP)
4位 バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ(PS3)
5位 ドラゴンズドグマ(Xbox360)
6位 機動戦士ガンダム エクストリームバーサス(PS3)
7位 テイルズ オブ エクシリア(PS3)
8位 ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D(3DS)
9位 マリオカート7(3DS)
10位 マリオテニスオープン(3DS)
小林俊一(こばやし・しゅんいち) 中古ゲームショップ「トレーダー」家庭用ゲーム部門責任者
中古専門店「トレーダー」設立時からの古参社員で、秋葉原・新宿店の家庭用ゲームすべての価格設定などを担当。ゲームの販売・仕入れ・卸などゲーム流通業界一筋で、趣味と経験を生かして、オールドゲームから海外ゲームまで精通している。
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