ますだおかだ:岡田は一発ギャグで「立ちくらみ」 今後は“寄り添い芸”に? 

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 お笑いコンビ「ますだおかだ」が劇場版アニメ「FAIRY TAIL(フェアリーテイル)~鳳凰の巫女~」(藤森雅也監督)で長編アニメの声優に初挑戦。15日に東京都内で公開アフレコを行った。主人公たちに盗賊団のリーダー・ギースを捕まえるよう依頼するダスマ町長役を演じた増田英彦さんは「OK! 完璧でしょう!」とガッツポーズ。ギース役の岡田圭右さんは、相方の好演がプレッシャーになったのか、緊張の面持ちでアフレコに挑み、「うわぁお!」と得意の一発ギャグを交えながら身ぶり手ぶりを交えて熱演したが、急に関西弁が交じるなど悪戦苦闘。「はー、難しいわあ」と汗だくになっていた。

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 公開アフレコを終え、主人公が絶対に仲間を見捨てないキャラクターだと聞かされた増田さんは「前やったら相方がすべってら何とかしようとしてたけど、最近はそっとフレームアウトしようとしてる。見捨ててるかも」と告白。岡田さんは「すべっても(離れる)相方に寄り添うようになりました。“寄り添い芸”が一番体力を使わないので新ギャグにしたい」と相方に寄り添って見せ、「『うわぁお!』とか『ぎゅう!』とかも、年齢とともにのどがかれるわ、最近はやると立ちくらみがするんで。これからは他人の力を借りながら……」と笑わせていた。

 「フェアリーテイル」は真島ヒロさんが「週刊少年マガジン」(講談社)で06年から連載中のファンタジーマンガが原作。一人前の魔導士を目指す少女ルーシィが、少年魔導士のナツと出会い、魔導士ギルド「フェアリーテイル」に加入してさまざまな依頼を解決するというストーリーで、テレビアニメ版もテレビ東京系で毎週土曜午前10時半から放送されれている。

 同作品で初となる劇場版は、謎を秘めた新キャラクターのエクレアとの出会いから始まる物語。ナツたちは「盗賊団のリーダー・ギースを捕まえてほしい」という依頼に意気揚々と乗り出すが、ルーシィのミスから目の前でギースを取り逃がしてしまう。その帰り道、ルーシィはエクレアという記憶をなくした少女に出会う。エクレアが唯一覚えていることは手元にある「鳳凰石(ほうおうせき)」をどこかに届けなければならないということだけ。この出会いをきっかけに「フェアリーテイル」に、かつてない強大な敵、そして邪悪な陰謀が立ちはだかる……という壮大なストーリー。

 ストーリー原案、ビジュアルデザイン、ゲストキャラクターデザイン、イメージコンセプトを原作者の真島さんが担当。声優陣も、柿原徹也さん、平野綾さん、釘宮理恵さん、中原麻衣さんら豪華キャストがそろっており、オープニング曲は、韓国人俳優のチャン・グンソクさんが担当する「200 miles」、エンディング曲は平野さんがルーシィとして歌う「ずっと きっと」が採用されている。映画は8月18日から全国でロードショー予定。(毎日新聞デジタル)

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