冨永愛:「スパイダーマン」新作で日本語吹き替え初挑戦 自己採点は「40点」

映画「アメイジング スパイダーマン」で日本語吹き替え初挑戦した冨永愛さん
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映画「アメイジング スパイダーマン」で日本語吹き替え初挑戦した冨永愛さん

 モデルの冨永愛さんがこのほど、映画「スパイダーマン」シリーズの最新作「アメイジング スパイダーマン」(マーク・ウェブ監督、30日公開)で日本語吹き替えに初挑戦した。自身がキャスターを務めるWOWOWの情報番組「ザ・プライムショー」の映画コーナーの企画で吹き替えに挑戦した冨永さんは「新しい挑戦ができて、わくわくしましたが、収録では緊張しちゃいましたし、声の演技は思ったより難しかったです」と振り返り、自己採点には「成長の余地を残しておきたいので40点。いつか100点まで行けたらいいな。またぜひやってみたいですね」と前向きな姿勢を見せた。

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 「スパイダーマン」は、1962年に「マーベル・コミック」に登場した人気キャラクター。映画は、サム・ライミ監督がトビー・マグワイアさん主演で映画化し、人気シリーズとなり、02~07年に3作が公開された。平凡な青年だったピーター・パーカーが特別なクモにかまれて不思議な力を手にし、「スパイダーマン」としてさまざまな敵に立ち向かっていく姿を描いており、今回は、キャスト・スタッフを一新し、これまで描かれなかったピーターの知られざる一面が描かれている。

 冨永さんが挑戦したのは、「オズコープ」社の受付嬢で、失踪した父の研究パートナーを訪ねてきた主人公(アンドリュー・ガーフィールドさん)と数回言葉を交わす重要な役。冨永さんは「役どころの背景などを考えて、自分自身が映画に出るのと同じぐらいの集中力をもってやらないといけない。深い表現力が必要とされますね」と真剣な表情でアフレコを振り返っていた。

 また、「ザ・プライムショー」の番組スタートから9カ月、映画コーナーを担当しているだけに、今作について、「長いシリーズだけど、映画版第1作(02年)が出てきたときの衝撃やカッコよさをうまく持続していますよね。主演のアンドリューが『ソーシャル・ネットワーク』のちょっと気弱な役から一転、ヒーローを演じているのも楽しみ」と映画通ならではのコメント。冨永さんの息子もスパイダーマンスーツを着てしまうほどのファンだと明かし、「まだ声の出演をしているとは教えていないので、映画を一緒に見て気づくかどうか実験したい。気づかない方が演技としては成功かもしれませんが、たぶん気づいちゃうでしょうね(笑い)」と母としての顔ものぞかせていた。

 冨永さんが金曜キャスターを務めている「ザ・プライムショー」は、毎週月~金曜午後6時55分からWOWOWプライムで無料生放送。(毎日新聞デジタル)

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