三谷幸喜:自身の小説「清須会議」を13年に映画化 監督として初の時代劇に挑戦

自身の小説「清須会議」を映画化する三谷幸喜さん
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自身の小説「清須会議」を映画化する三谷幸喜さん

 脚本家で演出家の三谷幸喜さんが、17年ぶりに書き下ろした時代小説を自ら脚本と監督を担当し映画化する「清須会議」が13年秋に公開されることが27日、明らかになった。11年から続く「三谷幸喜生誕50周年大感謝祭」の締めくくりとなる三谷さんの小説「清須会議」(27日発売、幻冬舎)を基に映画化し、03年のハリウッド映画「ラストサムライ」の日本国内の興収137億円を超える138億円を目指す!

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 映画は、天正10(1582)年、本能寺の変で倒れた織田信長と長男・信忠の亡き後の織田氏の跡取り問題と領地再配分を巡り、尾張国清須城(現・愛知県清須市)で行われた「清須会議」を舞台に、柴田勝家、羽柴秀吉をはじめ歴史に名を残した猛将たちのそれぞれの思惑がモノローグ形式でコミカルに描かれる。清須の城下町を再現した大規模セットも造る予定で、美術は三谷さんの作品を多く担当している種田陽平さんが手がける。

 キャストは未定だが三谷監督は柴田勝家を英俳優のショーン・コネリーさん、羽柴秀吉に若かりしころの緒形拳さんをイメージしているといい「『清須会議』は群像劇であり全員が主役。日本映画・演劇界を代表する“信じられないくらい”豪華キャストに出演していただきます」とコメントしている。

 映画は12年11月にクランクインし、13年秋に全国東宝系で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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