キャラクターグッズや玩具、ホビー商品などを取り扱う「キデイランド」の旗艦店「キデイランド原宿店」(東京都渋谷区)が、7月1日にリニューアルオープンする。同店は、1950年の開店以来、原宿・表参道の人気スポットとして国内外の多くの客に親しまれてきたが、施設の老朽化などを理由に2010年から建て替えが進められ、今回のオープンで2年ぶりに表参道に“復活”する。28日、プレス向け内覧会が行われ、新たな店舗が報道陣に公開された。
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同店は、地下1階から地上4階の5フロア構成で、売り場面積は996平方メートル。原宿店初の「リラックマストア」や「ハローキティショップ」、また「スヌーピータウンショップ」などの人気キャラクターの専門店や、「ディズニー アベニュー」などの専門コーナーを設置。これまでの店舗と比べ、キャラクター専門店が1店から4店舗に増えたのが特徴で、より多くの品ぞろえで展開するほか、同店だけの限定品も販売する。なお、原宿店の「リラックマストア」は「コリラックマ」をモチーフにした初の店舗となる。
さらに、バリアフリー環境の整備や大型プロジェクター設置などのハード面の改良に加え、接客サービスの向上や外国語での案内が可能なスタッフの配置など、高品質なサービスを提供するという。なお、建て替え期間中に営業していた「キデイランド原宿キャットストリート店」は10日に閉店した。
同店の塩谷浩一店長は、キャラクター専門店を多く構えた店作りについて、「お客様がキャラクター専門店を望まれる傾向が大きく、オリジナル限定商品の要望が多いため」と説明。「原宿、表参道はファッション性があり、同店舗でもファッションアイテムなどにトライアルしている。マーケット、ロケーションに応じたキャラクターアイテムの開発も行っている」と品ぞろえに自信を見せた。
「キデイランド原宿店」は、7月1日にリニューアルオープン。営業時間は平日が午前11時~午後9時、土日祝日は午前10時半~午後9時。年間で約300万人の来店客を見込んでいる。(毎日新聞デジタル)