眉村卓さんのSF小説を初アニメ化した劇場版「ねらわれた学園」が、映画公開に先がけてマンガ化されることが9日、明らかになった。「ニュータイプエース」（角川書店）のvol.12（8月10日発売）から連載がスタートし、作画は石川樹さんが担当する。

あなたにオススメ

朝ドラ「ばけばけ」徹底特集！　高石あかりがヒロインに

　「ねらわれた学園」は、81年には大林宣彦監督、薬師丸ひろ子さん主演で映画化されるなど、何度も実写化されている作品。京極夏彦さん原作のアニメ「魍魎（もうりょう）の匣（はこ）」を手がけた中村亮介監督が新たな解釈でアニメ化に挑戦。「境界線上のホライゾン」などのサンライズが制作を担当する。今秋公開予定。

　舞台は、古都・鎌倉の中学校。2年に進級したケンジと、幼なじみでケンカ友達のナツキ、そして密かに気になる存在のカホリ。どこにでもあるありふれた日常を送る彼らの前に、謎めいた転校生・京極という少年が現れ、心と体、学園の空気を危うげに揺り動かしていく……という内容。（毎日新聞デジタル）