嵐:24時間テレビで大活躍! 櫻井、松本の特別企画公開 二宮はSPドラマ撮了

「24時間テレビ」で「嵐」が挑戦する企画の一部が明らかになった。
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「24時間テレビ」で「嵐」が挑戦する企画の一部が明らかになった。

 8月25、26日に日本テレビ系で放送されるチャリティー番組「24時間テレビ35 愛は地球を救う」で、4年ぶり3度目のメーンパーソナリティーを務める人気グループ「嵐」が挑戦する企画の一部が11日、明らかになった。メンバー5人それぞれが、今ある“現実”に向き合い、未来を見つめるドキュメント「嵐の未来企画」では、櫻井翔さんが東日本大震災で亡くなった“未来のなでしこ”を紹介、松本潤さんは被災地の高校の吹奏楽部に密着する。

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 櫻井さんは、岩手県の女子サッカーチーム「水沢UFCプリンセス」のエースストライカーで、“未来のなでしこ”と言われたが、震災で亡くなった当時高校2年生の小山史織さんの追悼試合を企画。小山さんのあこがれだったなでしこジャパンの澤穂希選手率いる「INAC神戸レオネッサ」を対戦相手に、小山さんの元チームメートと櫻井さんでチームを組み、メモリアルゲームに挑んだ。櫻井さんは、豪雨だったという当日、試合の間だけ雨が上がったといい「きっと史織さんが見ていてくれたんだと思います」と振り返り、「五輪直前の貴重な時期に試合をさせていただいた」と澤選手にも感謝した。

 一方、松本さんは、宮城県石巻市のある高校で出会った吹奏楽部の「支援してくれた人たちへ感謝の気持ちを音楽で伝えたい」という夢をかなえる企画に挑戦。同番組の放送を行う日本武道館で生演奏を披露する部員のために、「指揮をやる!」と決意した松本さんは、世界的指揮者の佐渡裕さんのもとで、指揮の猛特訓に励む。生徒の一人から指揮を依頼されたという松本さんは、「やらせていただけるならぜひやりたいと思った」と振り返った。佐渡さんには「ド素人の自分に指揮を教えてくださるなんて。自分も一緒に音楽を作り、楽しむのが一番大切だと教えてくださった」と喜んだ。吹奏楽部との演奏は、番組内で披露される。

 また、番組内で放送される二宮和也さん主演のスペシャルドラマ「車イスで僕は空を飛ぶ」は、8日に撮影の全日程が終了。二宮さんは静岡県の険しい断崖で、クライマックスのシーンを撮影した。二宮さんは「すごく貴重な経験。みんなで作っていくという楽しい時間がいっぱいありましたし、何かすごく安心できる現場でした」と話した。最後のシーンは「どうしても危ない、過酷と見えてしまうかもしれませんが、ビジュアルだけではなく、シーンの“真意”がちゃんと見てくれる方々に伝わるように、スタッフと共に頑張って撮影しました」と熱を込めた。

 毎年夏に放送している同番組は今年で35回目。今年は「未来 みらい」をテーマに、プロレスラーの佐々木健介さんとタレントの北斗晶さん夫妻らが挑戦する「24時間チャリティーマラソン」をはじめ、「未来志向」の24時間テレビを目指す。フリーアナウンサーの羽鳥慎一さん、同局の鈴江奈々アナウンサーが総合司会を務め、チャリティーパーソナリティーとして新垣結衣さんが初出演、番組パーソナリティーとしてお笑いコンビ「タカアンドトシ」も出演する。「24時間テレビ35 愛は地球を救う」は8月25日午後6時30分~26日午後8時54分。今年も日本武道館をメーン会場に生放送される。(毎日新聞デジタル)

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