神木隆之介:7年ぶり大河で2度目の義経役に

NHK大河ドラマ「平清盛」で、天才武将・源義経を演じることになった神木隆之介さん
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NHK大河ドラマ「平清盛」で、天才武将・源義経を演じることになった神木隆之介さん

 俳優の神木隆之介さん(19)が、放送中のNHK大河ドラマ「平清盛」で、天才武将・源義経を演じることが、このほど明らかになった。神木さんが大河ドラマに出演するのは05年の「義経」以来7年ぶりで、当時も年少期の義経役で出演しており、同役を演じるという異例のキャスティングで9月から「平清盛」に登場する。配役が注目されていた義経の登場で、ドラマは一気に佳境を迎えることになる。

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 「平清盛」は、武士が貴族たちから差別されていた時代、武士の新興勢力・平氏の元で育てられた少年が、瀬戸内海の海賊を束ねて“武士の王”となり、貿易こそがこの国が豊かになる道だと人々に説く……という物語。平清盛(松山ケンイチさん)は白河法皇(伊東四朗さん)の“落胤(らくいん)”で、忠盛(中井貴一さん)が養子にしたという設定で描かれる。

 神木さん演じる義経は、源義朝(玉木宏さん)と常盤御前(武井咲さん)との間に生まれた三男。義朝が命を落とした平治の乱の最中に生まれたという設定で、天才的な武将の才覚を持つ。のちに弁慶(青木崇高さん)を従え奥州で修行し、腹違いの兄・源頼朝(岡田将生さん)の武力蜂起に合流。源氏勢に奇跡的勝利をもたらし、平家を滅亡へと追い詰める。ドラマでは、日本の権勢の頂点に立つ清盛との対決シーンも用意される。

 大河ドラマ「平清盛」は、NHK総合テレビで毎週日曜午後8時に放送。(毎日新聞デジタル)

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