綾瀬はるか:気持ちは大河?「アッコちゃん」試写で「八重になりたい」

実写版「映画 ひみつのアッコちゃん」の完成披露試写会に登場した綾瀬はるかさん
1 / 15
実写版「映画 ひみつのアッコちゃん」の完成披露試写会に登場した綾瀬はるかさん

 女優の綾瀬はるかさんが24日、東京都内の劇場で行われた主演映画「ひみつのアッコちゃん」(河村泰祐監督)の完成披露試写会に、共演の岡田将生さんとともに浴衣姿で登場。変身したいものを聞かれた綾瀬さんは、「源頼朝になりたい」とNHK大河ドラマ「平清盛」で演じる自身の役への変身願望を語った岡田さんに対抗し「山本八重さんという方になりたいですね。そろそろ撮影が入りそうなので」と、こちらも13年大河ドラマ「八重の桜」で主演するヒロインの名前を口にして、さりげなくアピール。司会者から「それは次回作の……」と苦笑いで指摘されると、「宣伝じゃございませんけども」と笑顔でごまかしていた。

ウナギノボリ

 変身したいものを聞かれた綾瀬さんは最初、「恐竜になりたいですね。飛べて首が長い系がいいです。飛べるし強そうだし」と斬新な答えでみんなを驚かせ、河村監督から「鳥じゃだめなの?」と指摘されても、「鳥じゃだめなんですよ。質感が恐竜じゃないと」と笑顔で語り場内を沸かせた。一方、岡田さんは、「ぼくも変身願望とてもあります。僕は歴史がとても好きで、源頼朝になりたいです。たぶんあとちょっとでなれるんですけど……。ちょっといろいろありまして……」とNHK大河ドラマ「平清盛」で演じる役への変身を希望すると、綾瀬さんも「私も岡田君にちなんで……」と追従し、おちゃめなところをみせた。

 「ひみつのアッコちゃん」は、故・赤塚不二夫さんが少女マンガ誌「りぼん」(集英社)で1962年から連載した少女マンガが原作で、過去3回テレビアニメも放送された人気作。同映画は、アッコちゃん誕生50周年を記念して製作。10歳の小学生・加賀見あつ子が、鏡の精からもらった魔法のコンパクトで22歳の大学生に変身し、化粧品会社に勤める初恋の男性(岡田さん)のために、子どもならではの奇想天外なアイデアで買収問題に巻き込まれた彼の化粧品会社の危機に立ち向かうという、現代に合わせたオリジナルストーリー。

 映画には「鏡の精」役の香川照之さんらも出演しており、綾瀬さんは劇中で、フィギュアスケーター、キャビンアテンダント、女性会社員、警官、バイクレーサー……など、次々に思い通りの姿に変身するという。9月1日から公開予定。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 15 枚

映画 最新記事