映画興行成績:海猿がV2 「おおかみこどもの雨と雪」が初登場2位

「BRAVE HEARTS 海猿」の一場面 (C)2012 フジテレビジョン ROBOT ポニーキャニオン 東宝 小学館 エー・チーム FNS27社
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「BRAVE HEARTS 海猿」の一場面 (C)2012 フジテレビジョン ROBOT ポニーキャニオン 東宝 小学館 エー・チーム FNS27社

 23日発表された21、22日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、俳優の伊藤英明さんが主演するヒットシリーズの最新作「BRAVE HEARTS 海猿」が2週連続で首位を獲得。累計では早くも動員200万人、興行収入25億円を突破した。続く2位は、女優の宮崎あおいさんが主人公・花の声を演じた劇場版アニメ「おおかみこどもの雨と雪」で、全国381スクリーンで公開され、約28万人を動員し、興行収入は約3億6500万円だった。ポケットモンスターの最新作「キュレムVS聖剣士ケルディオ」は前週よりワンランクダウンの3位ながら、累計では動員100万人、興行収入10億円を突破した。

ウナギノボリ

 5位は、「カールじいさんの空飛ぶ家」「トイ・ストーリー」などのディズニー&ピクサーによる3Dアニメ「メリダとおそろしの森」が初登場。全国563スクリーンで公開され、土日2日間で約11万人を動員し、興行収入は約1億4800万円(3D興行収入のシェアは56.6%)だった。女優の沢尻エリカさんが約5年ぶりに銀幕に復帰した映画「ヘルタースケルター」は前週と同じ4位をキープした。

 「おおかみこどもの雨と雪」は、「時をかける少女」(06年)や「サマーウォーズ」(09年)で知られる細田守監督の劇場版アニメ最新作。親子をテーマに、主人公・花と“おおかみおとこ”との出会いから恋愛、結婚、出産、子育て、“おおかみこども”の成長と自立を描く。宮崎さん演じる花が恋するおおかみおとこの声を、俳優の大沢たかおさんが担当するほか、染谷将太さん、谷村美月さん、麻生久美子さん、菅原文太さんら豪華俳優陣が声優として参加。フランスをはじめ34の国と地域での配給も決定している。

 ピクサー映画で初めて女性が主人公となる「メリダとおそろしの森」は、スコットランドのある王国が舞台。馬を駆り、弓を射るのが大好きな王女メリダは、自由に生きることを夢見ていたが、ある日禁じられていた「森の魔法」を使ったことから呪いをかけられ、母はクマの姿に変えられて、王国は存続の危機に直面する。王国と愛する家族を守るため、メリダは森に立ち向かう……という物語。日本語吹き替え版では、主人公メリダの声をアイドルグループ「AKB48」の大島優子さんが担当している。(毎日新聞デジタル)

1位 BRAVE HEARTS 海猿

2位 おおかみこどもの雨と雪

3位 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ

4位 ヘルタースケルター

5位 メリダとおそろしの森

6位 アメイジング・スパイダーマン

7位 魔法少女リリカルなのは The Movie 2nd A's

8位 それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島

9位 臨場 劇場版

10位 崖っぷちの男

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