こち亀:オリンピックイヤーキャラの「日暮」 ロンドン五輪で4年ぶりに登場

4年に1回登場するキャラクター「日暮熟睡男」が描かれた「週刊少年ジャンプ」35号の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の扉絵(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社
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4年に1回登場するキャラクター「日暮熟睡男」が描かれた「週刊少年ジャンプ」35号の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の扉絵(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社

 人気マンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で、4年に1度の夏季五輪の時期だけ登場するキャラクター・日暮熟睡男(ひぐらし・ねるお)が、ロンドン五輪開幕後となる30日発売の「週刊少年ジャンプ」(集英社)35号で、08年の北京五輪以来4年ぶりに登場した。

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 日暮熟睡男は、超能力を使ってさまざまな事件を解決するスーパー警察官だが、夏季五輪の時期が終わると4年間ずっと眠り続けるという異色のキャラクター。五輪以外の時期に起こすと超能力を使って暴れて手が付けられなくなる。「週刊少年ジャンプ」35号では、両さんたちがロンドン五輪のチケットを入手したことから日暮のことを思い出し、4年前の記憶をたどって彼を捜すストーリーが描かれる。

 「こち亀」の愛称で人気の同作は、東京の下町などを舞台に、並外れた体力を持つ人情味あふれる警察官・「両さん」こと両津勘吉が巻き起こす騒動を描いた秋本治さんが描くギャグマンガ。76年から週刊ジャンプで連載されている長寿作で、コミックスは累計1億4000万部以上を発行している。テレビアニメ化のほか、香取慎吾さん主演でドラマ化、実写映画化ももされた。(毎日新聞デジタル)

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