川島海荷：“復活”の「キョンシー」ドラマで主演　7年ぶりに髪形変え、カンフーにも挑戦

　80年代に日本でブームになった中国の妖怪「キョンシー」を題材にした連続ドラマが10月からテレビ東京で放送されることになり、ガールズユニット「9nine」のメンバーで女優の川島海荷さんが、本人役で主演することが、明らかになった。ドラマのタイトルは「好好（ハオハオ）！　キョンシーガール」で、川島さんは、この役のために前髪を切って、7年ぶりにヘアスタイルを変え、さらにキョンシーを退治する「道士」の衣装に身を包み、本格的なカンフーアクションにも挑戦するという。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　「キョンシー」とは中国の妖怪の一種で、80年代にそれを題材にした映画やドラマなどのさまざまなコンテンツが日本でも大ヒットし、一大ブームを巻き起こした。今春から同局の子供向けバラエティー番組「ピラメキーノ」で、キョンシーを扱ったミニドラマが放送され、小学生の間では「キョンシーごっこ」が流行するなど、ブーム再来の兆しが見えているという。

　ドラマは、女優で「9nine」のメンバーとして活躍中の川島さんが、凶悪なキョンシーたちを退治する「道士」だったという設定で描かれるアクション作品。川島さん以外の「9nine」のほかのメンバーも、本人役で出演する。

　今回のドラマ主演に、川島さんは「まだ実感はないのですが、『9nine』のメンバーが一緒なので心強いです。台本を読ませていただき、笑える要素がたくさんあって、内容がぎっしり詰まっているなと思いました。キョンシーを知らない私でも、楽しんで読めたので、気軽に見てもらえるドラマになると思います」と手応えを感じている様子。「第1次キョンシーブーム時代に見ていた方には懐かしさを感じてもらいつつ、現代版キョンシーの新たな魅力を楽しんでもらいたいです。平成のキョンシーブーム目指して頑張ります」と意欲を燃やしている。

　また、“キョンシー退治”でカンフーアクションに挑戦することに、「今、絶賛練習中です。瞬発力がないみたいで、速い動きが苦手かも。でも頑張ります」とコメント。さらに、7年ぶりにヘアスタイルを変えたことについて、「前髪切るのはドキドキして何度も悩みましたが、思い切ってイメチェンしました。より若く見えるのですが、この髪形（くまさんヘア）を武器に戦いたいと思います」と語っている。

　「好好！　キョンシーガール」は、10月12日から毎週金曜深夜0時52分から放送。全11回予定。（毎日新聞デジタル）