映画興行成績:「アベンジャーズ」が初登場首位 「パイレーツ~」を超える好スタート

「アベンジャーズ」の一場面 TM & (C) 2012 Marvel & Subs.
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「アベンジャーズ」の一場面 TM & (C) 2012 Marvel & Subs.

 20日発表された18、19日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、アイアンマンやキャプテン・アメリカら米マーベルコミックのヒーローたちが集結したアクション映画「アベンジャーズ」が、14日から全国844スクリーンで公開され、土日2日間で約32万6100人を動員し、興行収入約5億100万円となり、初登場首位を獲得した。初日は約20万2400人を動員、興収は約2億8600万円で、今年公開の洋画ではトップの成績。公開6日間の累計は、約94万200人を動員、興収約13億8600万円を記録し、03年公開の「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(最終興収68億円)のオープニング6日間成績を超える好スタートを切った。

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 前週トップの伊藤英明さん主演のヒットシリーズ最新作「BRAVE HEARTS 海猿」は2位となり、動員450万人、興収60億円を突破。2位だった宮崎あおいさんが主人公・花の声を担当した劇場版アニメ「おおかみこどもの雨と雪」は3位で動員200万人、興収25億円を突破するなど依然として好調。人気アニメ「ポケットモンスター」の最新作「キュレムVS聖剣士ケルディオ」は5位となったが、動員250万人、興収30億円を突破している。そのほか新作は、真島ヒロさん原作のファンタジーマンガを映画化した「劇場版 FAIRY TAIL −鳳凰の巫女−」が9位にランクイン。全国73館での公開ながら、週末2日間で約5万2800人を動員し、興収は約6000万円となった。

 「アベンジャーズ」は、主役級のヒーローたちが最強のチームを結成して、地球最大の危機に立ち向かうアクション巨編。舞台は世界滅亡の危機を迎えた地球、人類に残された最後の手段は、ヒーローたちを最強チーム「アベンジャーズ」として招集することだった。意思に反して招集された彼らは、一つのチームとして戦うことを拒んでいた。果たして彼らは地球を救うことができるのか……という展開。全米で5月4日に公開され、興収で「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」を抜き、世界で歴代1位の「アバター」、2位の「タイタニック」に迫る人気を集めている。

 「フェアリーテイル」は、一人前の魔導士を目指す少女ルーシィが、少年魔導士のナツと出会い、魔導士ギルド「フェアリーテイル」に加入してさまざまな依頼を解決するというストーリーで、テレビアニメ版もテレビ東京系で毎週土曜午前10時半から放送されている。劇場版は、ストーリー原案、ビジュアルデザイン、ゲストキャラクターデザイン、イメージコンセプトを真島さんが担当。お笑いコンビ「ますだおかだ」の2人も長編アニメの声優に初挑戦している。(毎日新聞デジタル)

1位 アベンジャーズ

2位 BRAVE HEARTS 海猿

3位 おおかみこどもの雨と雪

4位 マダガスカル3

5位 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ

6位 劇場版 仮面ライダーフォーゼ/特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE

7位 トータル・リコール

8位 ダークナイト ライジング

9位 劇場版 FAIRY TAIL −鳳凰の巫女−

10位 ROAD TO NINJA −NARUTO THE MOVIE−

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