100万円クイズハンター:志の輔司会で19年ぶり復活

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 俳優の柳生博さんが司会を務め、81~93年に放送されたクイズ番組「100万円クイズハンター」(テレビ朝日系)が落語家の立川志の輔さんの司会で19年ぶりに単発番組として復活することになり、このたび、東京都内で収録が行われた。収録終了後、志の輔さんが取材に応じ、収録を終えた感想を「柳生さんに失礼にならないようにしないといけない。柳生さんには、おそらく『君しゃべりすぎだ』といわれるでしょうね。落語家はしゃべってなんぼなので、許してもらいたい。予想以上の充実感と疲労感です」と話した。

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 「100万円クイズハンター」は81年9月~93年10月の月~金曜に放送されていた一般参加型のクイズ番組。復活版では、志の輔さんとテレビ朝日の堂真理子アナウンサーが司会を務め、朝丘雪路さんと真由子さん、布川敏和さんと隼汰さん、具志堅用高さんとかおりさんら芸能人家族がハワイ旅行や真珠のネックレス、ごま油などの賞品をかけてクイズに挑戦する。寺田伸也プロデューサーは志の輔さんの起用理由を「『ためしてガッテン』(NHK)を担当されていますし、その司会力を見せていただきたく、お願いした」と話している。

 志の輔さんは番組の印象を「柳生さんのすてきな空気感、優しさが出ていた。週5日、放送していた生活習慣のような番組。生活習慣病の番組(『ためしてガッテン』)はやっているんですけどね」とコメント。司会のオファーがあった際は「驚いた」といい「心配は多分にあったけど、(収録中は)心配をする暇もなかったですね」と収録を振り返った。

 また、志の輔さんは番組の見どころを「十年一昔というけど、二昔前のシンプルなゲームがこんなに盛り上がるとは、面白いですね。出演者の白熱っぷり、情熱や賞品に対する執着心を見てください」と話していた。

 「100万円クイズハンター」はテレビ朝日系で23日午後4時から放送。(毎日新聞デジタル)

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