話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、なんでもできる小学6年生・春菜来華の日常を描いたむんこさんの4コママンガ「らいか・デイズ」(芳文社)です。「まんがタイム」編集部の三田佐和子さんに作品の魅力を聞きました。
ウナギノボリ
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−−この作品の魅力は?
みんなに頼られる児童会長で、天才小学生の来華ちゃんが主人公の4コママンガです。ちょっとだけ特別な存在の来華ちゃんですが、素顔は等身大の普通の女の子。そんな彼女の目を通して、誰もが心の中に大事に持っている子供時代の懐かしい日々、温かい日常を描いています。読めば思わず大笑い、そして時々ホロッ。読後は優しく幸せな気持ちになれます!
−−作品が生まれたきっかけは?
もともとは「まんがタイム」という雑誌の「新人4コマまんが展」への投稿作品でした。投稿の時点で既にほとんど完成されていた作品で、作者のむんこ先生は当時はまだ無名の新人でしたが、編集部内で「すごい作品がある」と話題になっていました。その時の入選作品は単行本3巻に収録されています。そのままゲスト掲載を経てすぐに連載、一気に大人気作品になりました。
−−編集者として作品を担当して、今だから笑えるけれど当時は大変だった……、もしくはクスッとしたナイショのエピソードを教えてください。
むんこ先生のネームはいつも面白いので読むのが楽しみなのですが、たまに4コマ誌では掲載できないような重~いテーマの話が混ざっているときがあります。そんな時は掲載できるギリギリの範囲での妥協案をお願いするのですが、お互い譲らずにバトルになることも(笑い)。でもそういった、ただ笑えて面白いだけじゃないところが、作品やキャラクターに深みを出しているのかもしれません。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
26日にドラマCDが、年末には最新コミックス15巻が発売されます。4コマまんがで15巻というと、かなりの長編……でもまだまだ続けてサザエさん超えを目指したいです。読者の皆様にも、来華ちゃんの成長を見守り続けてもらえたらうれしいです。今は小学6年生の来華ちゃんですが、そのうち中学生になっちゃうかもしれません!?
まんがタイム編集部 三田佐和子
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