幕張メッセ(千葉市美浜区)で20日に開幕した国内最大のテレビゲーム展示会「東京ゲームショウ2012」(コンピュータエンターテインメント協会主催)のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)ブースでは、PSVita、プレイステーション3(PS3)、プレイステーション・ポータブル(PSP)の未発売タイトル含む60タイトル以上を出展。中でも、先日発表された3D対応のヘッドマウントディスプレー(HMD)の新製品「HMZ−T2」と一緒にゲームを楽しめるコーナーが、開場1時間で早くも約1時間待ちとなるなど人気を集めている。
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ヘッドマウントディスプレーは、頭に直接装着して映像コンテンツを視聴する装置。「HMZ−T2」は昨年発売された「HMZ−T1」の後継機で、有機ELパネルでの高精細な3D映像が楽しめるなど、主な仕様は継承しつつ、軽量化や装着感の向上、さらに音質、音響機能の強化などを図った“進化”モデルで、10月13日に発売予定。価格はオープンプライスで、市場想定価格は7万円前後となっている。会場では発売前ということもあって、HMDで新作ゲームを試そうと多くの人が列を作っていた。同コーナーでは、PS3のタイトルが試遊でき、ラインアップは「龍が如く5 夢、叶えし者」(セガ)、「みんなのゴルフ6」(SCE)、「真・北斗無双」(コーエーテクモゲームス)など8タイトルが用意されている。
そのほかSCEブースでは、PSVitaの注目タイトルのアクションゲーム「SOUL SACRIFICE」を日本初出展。さらに先日発表された小型、軽量化した新型PS3や、PSVitaの新色「コズミック・レッド」と「サファイア・ブルー」なども展示されている。東京ゲームショウは、20、21日が関係者向けのビジネスデーで22、23日が一般公開日となる。入場料は一般1200円(前売り1000円)、小学生以下は無料。(毎日新聞デジタル)
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