米倉涼子:男性のズボン脱がせるシーンに「恥ずかしい」

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 女優の米倉涼子さん主演で10月から放送される連続ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)がこのほど、東京都内でクランクインし、初日の撮影の合間に米倉さんが取材に応じた。初の外科医役を演じる米倉さんは、この日、倒れた男性のズボンを一気に下ろして太ももの付け根を触診するというシーンを撮影し、「初日から恥ずかしい。自分が脱ぐのはあったけど、脱がせるっていうのはなかったから……」と赤面していた。

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 ドラマは、「ハケンの品格」(07年)で知られる脚本家の中園ミホさんによる書き下ろしで、米倉さんが演じるフリーランスの破天荒な外科医・大門未知子を通して医療現場を描く。米倉さんと中園さんは「ナサケの女~国税局査察官」(10年)に続くタッグとなる。

 未知子は、「勤務時間はきっちり守り、残業はなし」という仕事とプライベートをきっちり分ける役どころ。米倉さんは初の外科医役に「すごい緊張しちゃって……」と言いながらも、そのライフスタイルに「すごくいいと思う」とにっこり。7月にミュージカル「CHICAGO」で主演デビューしたブロードウェーでの経験を交え、「アメリカ人は自分の時間がものすごい大切で、『休め、休め』とすごく言われた。私は慣れなかったけど、そういう時間の使い方をするのは、それはそれで利口な生き方だと思う」と話した。

 また劇中では、外科医役に定番の手術シーンもあるが、米倉さんは「全然楽しみじゃない」と本音を漏らし、「メスの使い方とか全くわからなかったし、すごい大変」と苦労している様子。難しい専門用語は、友人の医者に一つずつ説明してもらっているといい、「イントネーションも難しいので、お医者さんにセリフをダビングしてもらおうと思って。リアルを求めるならいいのかな」と役作りについて語った。この日は、未知子に振り回される新米外科医・森本光役の田中圭さんも登場した。

 ドラマは10月から毎週木曜午後9時放送。(毎日新聞デジタル)

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