フジテレビの高橋真麻アナウンサーが24日、同局と業務用通信カラオケの「第一興商」のコラボレーション事業発表会に登場し、自慢の美声を披露した。事業は、カラオケの人気曲に合わせて同局のドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」で放送された映像を流すもので、一青窈さんの「ハナミズキ」に、北陸・能登の老舗旅館に白むく姿で嫁いだ女性のドキュメンタリー映像を合わせた「~フジテレビ『ザ・ノンフィクション』映像Ver.~」を歌った高橋アナは「よりぐっと気持ちがこもって『あー、私も百年続くような恋がしたいな』と思いました。しかも白むく姿であこがれですね!」と大興奮していた。
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今回、95年に放送を開始した「ザ・ノンフィクション」(毎週日曜午後2時~)の映像を番組以外の形で残したいというフジテレビと、カラオケを通して感動を届けたいという第一興商の考えが合致して実現。過去に放送されて人気を博した回の映像を、曲に合わせて選び、番組制作チームがカラオケ用に編集した。間奏では番組出演者のインタビュー音声などが使われている。
配信は10月17日から、第一興商の業務用カラオケ「LIVE DAM」と新フラッグシップ機(10月3日発表)で順次行われる。同日にはロックバンド「ハウンド・ドッグ」の「ff(フォルテシモ)」、シンガー・ソングライター松任谷由実さんの「春よ、来い」と、この日高橋アナが歌った「ハナミズキ」を配信。「ff」には関西のホストらの青春をとらえたドキュメンタリー「ホストの前に人間やろ」、「春よ、来い」には京都で修行に励む舞妓たちを追った「泣き虫舞妓物語」の映像が使用された。全10作品を予定している。
「ザ・ノンフィクション」を手がけるフジテレビの味谷和哉チーフプロデューサーは、同事業の実現に足かけ3年を要し、「ドキュメンタリーの新しい挑戦の第一歩」と喜んだ。また第一興商の竹花則幸・宣伝部長は「どれもリアルなストーリーで、そこには演出ではない力強さがあり、感動があふれています」と自信を見せている。(毎日新聞デジタル)
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