横道世之介:アジカンの新曲が主題歌に 高良健吾と3度目のタッグ

「ASIAN KUNG-FU GENERATION」(上)が主題歌を担当する映画「横道世之介」の1シーン (c)2013『横道世之介』製作委員会
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「ASIAN KUNG-FU GENERATION」(上)が主題歌を担当する映画「横道世之介」の1シーン (c)2013『横道世之介』製作委員会

 高良健吾さん主演の映画「横道世之介」(沖田修一監督)の主題歌は、4人組ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション)」が書き下ろした新曲「今を生きて」に決定した。同バンドと3度目のタッグとなる高良さんは、「アジカンはいつも僕をキュンとさせてくれる。ふと忘れている感情をいつも生ものにしてくれる。今回も横道世之介にぴったりな、“いえい”な曲です。心が舞う。いつもいつもありがとうございます」と喜びを語っている。

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 これまでに、09年に「アジカン」のシングル「新世紀のラブソング」のミュージックビデオに高良さんが出演、10年に公開された高良さん主演の映画「ソラニン」では、メーンテーマを「アジカン」が担当しており、高良さんと「アジカン」がタッグを組むのは今回で3度目。

 書き下ろしの新曲「今を生きて」は、主人公の魅力的なキャラクターを象徴するような祝祭の雰囲気に満ちたミディアムナンバーに仕上がっているといい、「アジカン」のボーカル・ギターの後藤正文さんは、「映画を見て、今この時を生きていることを、もっと喜びたいなと思いました。家族や友だちや恋人や世界そのものがいとおしくなるような、そんな作品でした。そういう思いに、そっと花を添えるような、そんな楽曲を作ることができたと思います」とコメントしている。

 映画は、08~09年に毎日新聞で連載された吉田修一さんの青春小説を実写化。80年代の後半を舞台に、長崎の港町に生まれ大学進学のため上京したお人よしの横道世之介(高良さん)を中心に、ガールフレンドの令嬢・与謝野祥子(吉高由里子さん)ら仲間の日常を描く。公開は13年2月23日の予定。(毎日新聞デジタル)

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